「家族が病気にならないように」そんな想いで日々料理を作っていたA子。
しかし、子どもたちの反応は意外なものでした。
ある日、長男が放ったひと言が、A子の価値観を大きく揺るがします。
彼女が気づいた「本当に大切なこと」とは?
今回は筆者の知人A子が話してくれました。
画像: 「ママのご飯、もう限界!」「えっ」家族の健康を想うあまり──『10歳息子の叫び』が家族を救った話

家族の健康を想うあまり……

A子は幼いころに母を病気で亡くしました。

その経験から、「自分は絶対に健康でいなければ」と強く思うように。

食生活にも徹底的に気を配り、添加物やジャンクフードとは無縁の生活を続けていました。

結婚後もそのスタンスは変わらず、夫や子どもたちにも栄養バランスの整った食事を作る日々。

脂っこいものや甘いものはなるべく避け、体に良い食材を中心にしたメニューを考えていました。

しかし、その想いとは裏腹に、子どもたちからの評判は今ひとつ。

不満がちらほら聞こえてくるようになったのです。

初めてのハンバーガーショック

ある日、A子の10歳になる長男が友だちの家でハンバーガーをご馳走になりました。

その美味しさに感動した長男は、家に帰るなりA子に

「たまにはこういうご飯が食べたい!」

とお願いしました。

ところが、A子は

「体に悪いものはダメ!」

と即、却下。

健康を最優先するA子にとって、ジャンクフードは絶対にNGでした。

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