筆者の知人のAさん夫婦は、突然の夫の病気で人生を大きく変える決断をしました。
Aさんが下した決断とは……。
画像: ストレスでお酒に頼り「肝機能障害」になった夫。家族が下した『人生を大きく変える決断』

ストレスでお酒が増える夫

夫の会社の業績が良くないようです。

中間管理職の夫は、部下の不満などのグチを聞く一方、上司からはパワハラまがいの厳しい叱責。

夫はお酒でストレスを紛らわせるタイプです。
お酒の量が日に日に増えていきました。

ストレス発散のためとはいえ、夫の健康が心配です。
「少しお酒の量が多いんじゃない」と注意しても、返ってくるのは「これが俺の唯一のストレス発散法なんだから」という言葉。

夫がストレスをためて辛い思いをしているのもわかるので、それ以上強く咎めることができませんでした。

健康診断で告げられた病名

そんな折、夫の会社で健康診断がありました。

戻ってきた結果は「要精密検査」。

夫には、すぐ大きな病院で検査をしてもらいました。

病院で下された結果は「アルコール性肝機能障害」でした。

症状が出ていない今お酒をやめないと重篤化する可能性があると、医師から告げられたのです。

家族の本当の幸せとは

毎日遅くまで残業し、休日出勤も多い夫。

子どもたちの前では、いつも笑顔で疲れた素振りを見せませんでした。

でも心も体も疲れ切っていることが、私には手に取るようにわかりました。

確かに今の職場にいれば、高額な給料は保証されます。

でも、お金と引き換えに夫の心と体がボロボロになっていくことが、家族の本当の幸せといえるだろうかとも考えました。

そこで夫に
「体を壊してまで今の職場にいることはない」
「例え収入が減っても、あなたが健康でいられる仕事をしてほしい」と
私の思いを告げたのです。

そして夫婦で何日も話し合って結論を出しました。

勇気を出して決断して良かった

「今の家を手放し、夫の生まれ故郷にUターンする」
それが私たちが出した結論でした。

故郷に戻り、同級生のツテで見つけた仕事に就いた夫はストレスから解放されて、みるみる健康を取り戻しました。

ストレス発散のためにお酒を飲むことはもうありません。

都会育ちの私は初めての田舎暮らしに不安がありました。

近所の人たちは都会から戻ってきた私たち一家が、ここでの生活に馴染めるようにいつも
「困っていることはない?」
と声をかけてくれます。

子どもたちもあっという間に友だちができ、のびのびと過ごしています。

確かに収入は減りました。

でも家族みんなが健康で楽しく過ごしているのを見ていると、この決断をして本当に良かったと思います。

【体験者:40代・パート、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Itnライター:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。

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