子世代の育児に、つい口を出してしまいたくなる親世代の方もいるのかもしれませんね。
ですが度を過ぎてしまうと、お互いの関係がギクシャクしてしまうことも。
義母とギクシャクした経験を持つをA子さんに孫ができました。
A子さんが取った息子夫婦との距離感とは……?
画像: 母乳育児で義母とトラブルになった過去 → 私がたどり着いた、息子夫婦との『ちょうどいい距離感』とは

母乳育児が一番と考える義母

私の夫のB太は山田家(仮名)の長男です。

私たち夫婦に息子のC之が生まれた時は、義父母はとても喜んでくれましたが、義母と育児方法を巡り困ったことが起きてしまったのです。

それは、母乳育児について。

もちろん粉ミルクも優れていて、母乳育児と粉ミルクの育児との間に優劣などありません。

でも、母乳育児が子どものために一番良いと信じている義母は、私も完全母乳でC之を育てることを望んだのです。

義母の過干渉で産後うつに

孫への愛情ゆえの行為なのでしょうが、義母の育児への干渉には私も困惑してしまいました。

義母は顔を合わせるたびに私に
「母乳は出ているの?」
と聞いてくるのです。

食事の支度をするのが辛かった私は、スーパーのお惣菜で食事を済ませることもよくありました。

義母が突然我が家を訪ねてきて、冷蔵庫の中をチェックしては、冷蔵庫の中のお惣菜を見て
「こんな物を食べていたら母乳に良くないでしょ」
と小言をチクチク言うのです。

私は義母の過干渉がストレスで、もともと母乳が出にくかった私は完全に母乳が止まってしまいました。

それがきっかけで私は産後うつにもなり、義母との関係がギクシャクしてしまいました。

以来ずっと義母とは距離を置くようになってしまいました。

私はお嫁さんを信じて見守ります

今はC之も立派な大人になり、生涯の伴侶となるD美さんと出会い結婚。

そして2人の間にかわいい子どもが生まれました。

義母の過干渉で辛い思いをした私は、息子たち夫婦の育児は「D美さんに助けを求められたら手伝うけど、自分からは出しゃばらない」スタイルを貫きました。

今の子育て世代は、親世代の意見よりもネットで情報を収集して問題を解決しているようです。

子育ての主役はパパとママです。
私はD美さんの子育ての考え方を何よりも尊重しました。

相手を信じて距離を置いたほうがお嫁さんとの関係が上手くいくようですね。

私とD美さんの仲もとても良く、困った時には助けてと声をかけてくれます。

これからも息子夫婦の子育てを良い距離感を保ちながら、見守っていこうと思います。

【体験者:50代・パート、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Itnライター:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。

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