反抗期が子どもの成長過程の一部と理解しているとはいえ、日々の衝突は親にとって大きなストレス。反抗期真っ只中の女子高生を持つ友人は、毎日のバトルで疲弊続き。そんななか起きたほっと心温まる出来事を、友人が聞かせてくれました。
画像: 反抗期の娘が部屋に貼った【衝撃メモ】「お母さんと口きかない!」→ 予想外の真相に、母は思わず笑顔

反抗期真っ只中! 親子のストレスフルな日々

高校生の娘を持つ私は、最近、娘の反抗期に手を焼いています。些細なことで喧嘩が絶えず、親子関係にストレスを感じる日々が続いていました。

ある朝も、娘と些細なことで喧嘩。怒りに任せて言い合いをしたあと、娘はそのまま学校へ。家に残された私は、モヤモヤとした気分を引きずりながら、日常の家事をこなしていました。

2階の廊下に貼られた衝撃のメモ

午前中、いつものように洗濯物を干すために2階に向かおうと階段を上がったときのこと。

2階の廊下に目をやると、そこにはデカデカと「お母さんと口きかない!!」となぐり書きされた張り紙があったのです。

その瞬間、「なによこれ!?」と朝の怒りが再燃。娘が帰ってきたら絶対に問い詰めてやろうと心に決めました。しかし、その日の夜、娘は意外にも機嫌良く帰ってきたのです。

娘の明かした意外な真相は?

私は恐る恐る、2階の張り紙のことを聞いてみました。すると、「なんで知ってるの!?」と驚く娘。

「知ってるもなにも、いつも2階のベランダに洗濯物を干しているんだから、目に入るに決まってるでしょ!」と私。そこで娘が明かした真相に、私は思わず笑顔に。

「お母さんと喧嘩しているの、学校へ行くと忘れちゃうでしょ。だから喧嘩したことを忘れないように紙に書いて、目につくところに貼っておいたの」と言うのです。

そして、私が階段を上ることは全く想定していなかったとのこと。

反抗期の娘と笑い飛ばす日々

反抗期真っ只中の娘ですが、この詰めの甘さに思わず笑ってしまい、かわいく思えたのでした。娘なりに喧嘩を引きずろうとしていたことがわかり、むしろ愛おしく感じられたのです。

これからも反抗期の娘との生活は続きます。でも、ときには笑い飛ばせるような余裕を持ちながら、娘の成長を見守っていけたらと思います。

【体験者:50代・主婦、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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