子供が連れてきた婚約者。喜ばしい反面、相手はどんな人なのだろうと心配になるのが親心ですよね。今回は筆者の知人のエピソードをご紹介します。知人は結婚してから分かった【嫁の本性】に驚愕したそうで……?
画像: 息子は『美人の嫁』にデレデレだけど──3人で同居した結果 → 嫁の『ドス黒い本性』を知り、絶句

自慢の彼女

私は夫が死別してから、社会人の息子と二人暮らしをしてきました。ある日、息子が「この人と結婚するから」と彼女を家に連れてきたのです。

彼女はまるでアイドルのような可愛らしい女性でした。息子にとって自慢の彼女だったようで、嬉しそうに色々と彼女のことを私に話してくれました。

そして「彼女もここに住みたいと言っている。だから三人で生活しよう」と言う息子。こうして私は息子夫婦と同居することになったのです。

嫁に対する不満

親孝行な息子を持ち、なんて幸せなのだろうと思ったのも束の間でした。

仕事で忙しい息子の帰りは毎日遅く、結婚後もなかなか帰ってきません。一方で、嫁は「家賃がかからないって最高ですね」と言って働く気はなし。

それでいて家事は全て私任せ。暇さえあれば外に遊びに行ってしまうのです。それでも息子はベタぼれなので、いつも嫁を甘やかしていました。

正直私は嫁にいい印象はありませんでした。叱りたいと何度も思いましたが、息子から嫌われるのは避けたかったですし、面倒な姑だと思われるのも嫌だったので何も言えなかったのです。

急展開

結婚から約1年後、自由人な嫁に振り回され続け疲れていた私に、驚きの展開が待っていました。なんと息子が離婚すると言ってきたのです。

「可愛いだけじゃダメだってやっと気づいた。母さんにも苦労させたな」

息子の話によると、嫁は不倫していたとのこと。しかも複数の男性と関係を持っていたというのだから開いた口が塞がりません。私と同居していながら不倫するなんて、どんな心臓の持ち主なんだろうと嫁の神経を疑いましたね。

その後嫁を含め、三人で話をしました。すると「なんでも買ってくれる人だから結婚した」と嫁は暴露したのです。息子はとてもショックを受けていました。

嫁にとってただの金づるだった息子。同情はしますが、女を見る目がなかったのでしょうね。子供がいないうちに離婚することになって正直ホッとしました。

【体験者:50代・女性パート、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。

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