母と叔父の遺産相続争いを目の当たりにした筆者は、「自分はお金のことで決してきょうだいと争わない」と決意。ところが母の一言で、思わず拍子抜け!?
お金を得る目的は、あくまで幸せになるため。本当に大切なものを見失うことなく生きたいと思うのでした。
画像: 遺産争いで絶縁した、母と叔父。私は「絶対きょうだいとお金で争わない」と決意 → 母の一言で拍子抜け!?

母と叔父の、遺産相続争い

遺産相続をめぐる家族間の争いは、珍しい話ではありません。
私自身、母が経験した兄妹間の遺産争いを目の当たりにしました。
その経験は、後の私の価値観に大きく影響したように思います。

お金のために、絶縁した兄妹

祖父母が他界した後、叔父は同居していたという理由で、遺産の大半と、家の権利を要求してきました。

しかし実際のところ、世帯間のドアは頑丈に封鎖され、まるで他人同士のように暮らしていたことを、私は知っています。
祖父母からしてみれば、ただ単に住居の一階部分を奪われてしまっただけのことでした。

むしろ母の方が、私たちを連れて、週に何度も祖父母のもとへ足を運んでいたのです。

しかし裁判ではその主張は通りませんでした。
大好きだった祖父母の家に、今では叔父夫婦が暮らしていることを悔しく思います。
祖母の集めていた宝石も着物も、そんなものは家になかったと言われて、出てこずじまいでした。

「嘘をついてまで、お金と家がほしいの?」
と、いう母の悔しそうな言葉は、今でも私の耳に残っています。

結局、この争いによって、母と叔父は絶縁。
血の繋がった兄妹が、お金のために、永遠に引き裂かれてしまうなんて、本当にやるせないことです。

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