息子が拾った財布を交番に届けたA子。しかし、姑の反応はまさかの否定的なものでした。正しい行いと現実のリスクの間で揺れる親心。皆さんはどう考えますか? 筆者の知人A子から話を聞きました。
画像: 財布を拾った小学生息子。警察に届けるも「何で拾ったの!」姑に叱られた【思いがけない理由】

息子の善意と、思わぬ反応

「ママ、お財布拾ったよ!」と、小学3年生の息子が誇らしげに話してくれたのは、ある日の帰宅後のことです。

下校途中に落ちていた財布を見つけ、「困っている人の役に立ちたい」と考えた彼は、そのまま家に持ち帰りました。

A子は息子から事情を聞き、「これから交番に届けよう!」と提案。

息子と一緒に向かい、財布を警察に預けました。

きっと持ち主の元に戻るはず。

息子の優しい気持ちが嬉しくて、「よくやったね」と褒めながら帰宅しました。

ところが、同居する姑にこの出来事を話すと、思いがけない言葉が返ってきたのです。

善意が招くトラブル?

「なんで財布なんか拾ったの? 交番に届けたって、お金を抜き取ったなんて疑われたらどうするの?」

姑の反応は予想外でした。

「余計なことに首を突っ込むと、面倒なことに巻き込まれる」とまで言われ、息子はショックを受けた様子。

せっかくの良い行いをしたのに、怒られるなんて──。

A子も、姑の言葉に戸惑いました。

確かに世の中には善意を悪用する人もいるかもしれません。

でも、だからと言って、良いことをしようとする気持ちを否定してしまっていいのでしょうか?

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