親がせっかく買ってくれた土地を、「そんなのいらない! 」と無碍にしてしまった筆者。ところが20年後、その土地は暴騰していてーー!? 親の心子知らず。母の気持ちを傷付けてしまったことも合わせて、後悔してもしきれないエピソードです。
画像: 「あのとき親に反抗しなければ、、、」母の想いを無碍にし、売られた土地 → 20年後「激しく後悔」

憧れのマイホーム

私は、30代の兼業主婦です。

そろそろマイホーム購入を意識するようになってきたのですが、物件の価格を見るたびにあることを思い出しては、ついため息が出てしまいます。

今日は私の、後悔してもしきれないエピソードを紹介させてください。

無碍にしてしまった母の想い

私が高校生だったときのことです。
実家の隣に接した土地が、空き地になりました。

昔から「隣の土地は借金してでも買え」と言いますから、母は迷わずにその土地を購入しました。
そして二階建ての家が二つ、縦に並んでいるような間取りでアパートを建てたのです。

母は嬉しそうに「いつかあなたたち姉妹が出戻ってきても、隣同士で住めるように」と、私と妹に言いました。

母には離婚歴があります。
私たち姉妹が結婚した後に万一離婚を望んだ場合、住むところやお金のことが理由で我慢しなくてもいいように、と考えてくれたのは、自身の経験もあってのことでしょう。

しかし幼かった私は「そんなのいらない! 勝手なこと言わないでよ!」と反抗的な返事をしてしまいました。

将来自分が離婚すると決めつけられたような気がして嫌だったのと、母が子離れしてくれず、ずっと縛られるのでは、と思い込んでしまったのです。

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