パートの面接を受ける際、面接される側はたいてい10分前など少し早めに着くようにして、遅刻なんてもっての外ですよね。今回はパートの面接を受けに行ったら、面接官が遅刻した上にとんでもない人だったという経験のある筆者の知人Aさんのお話です。
画像: 「面接官は間もなく参ります」でも一向に来ない → 1時間後にやってきた『ありえない人物』

パートの面接で

Aさんはある日、雑貨を扱うお店でパートの面接を受けることになりました。

そのお店は小さいながらも、駅が近いので人の出入りが多く、市内に数店舗を構えています。
「採用されるといいな…… 」
Aさんは履歴書を持って、何かあってもいいように一時間前にお店の近くに着いて、気分をリラックスさせようと喫茶店でお茶を飲んでいました。

そして面接の30分前になり、Aさんが緊張でソワソワしていると、面接予定のお店から電話がかかってきたのです。

「すみません、面接担当の責任者が遅れているので…… 」
その電話は、面接の時間を1時間ずらしてほしいというものでした。
「はい、わかりました」
面接される側が遅れるのではなく、面接する側が遅れるのは珍しいと思いながらもAさんは了承しました。

面接が始まったものの

「すみません、面接のお約束をしていただいたAです…… 」
Aさんが言われた時間に店舗に行くと、店員の女性がすまなそうな顔で面接官のオーナーがまだ来ていないことを伝え、事務所で座って待つことに。

「本当に申し訳ございません、間もなく参りますので…… 」
事務所には数人のスタッフがいて、皆一様に困った顔をしています。
「いえいえ」
Aさんはオーナーというからにはきっと忙しいんだろうな、と思って待っていました。

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