もうすぐ入学シーズンですね。学校生活が楽しみである一方、最初は慣れない環境に子供が疲れてしまうことも。そこで今回は筆者の知人から聞いた「入学式後に子供に無理させて後悔した話」をご紹介します。
画像: 「学校に歩いて行きたくない」新1年生の息子を追い詰めたのは、入学式後の【夫の言葉】だった

大量の教科書が入ったランドセル

息子の入学式が終わった後、教室でオリエンテーションがありました。そこで子供たちは大量の教科書をもらい、先生から「全て持ち帰って記名するように」と指導がありました。

オリエンテーション後、親子で下校する流れに。ほとんどの親が重いランドセルを子供の代わりに持ってあげていました。しかし、うちは夫がそれを許さなかったのです。

夫「男なら自分で持て」

「男なんだから自分で持たなきゃダメだ」

夫は息子に重いランドセルを強引に持たせることに。息子は周りの子たちを羨ましそうに眺めて

「なんで僕だけ?」

と愚痴をこぼしました。かわいそうに思った私は

「代わりに持ってあげようか?」

と息子に声を掛けました。しかし、それを聞いた夫は

「ダメだって言ってるだろ! そもそもお前は甘やかしすぎなんだよ!」

と周りに保護者たちもいる中で激昂したのです。

息子は気まずいと思ったのでしょう。それからは弱音を吐くことなく、家まで40分の道のりを頑張って歩きました。

しかし、相当疲れたのか、帰宅後はグッタリしてしまったのです。

まさかの登校渋り

その翌朝、私が起こしに行っても、息子はなかなかベッドから出ようとしません。そして、耳を疑うようなことを言ってきたのです。

「学校に歩いて行きたくない」

息子は昨日の下校で、相当心身共にダメージを負ったようでした。結局、その日は車で学校まで送っていくことに。

その晩、夫に今朝の出来事を相談しましたが、「そんなの甘えだろ」と理解してくれませんでした。

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