幼少期から、姉と比較され続けてきたC子さん。 自分に自信をもてずにいた彼女でしたが、あることがきっかけで、人生の転機を迎えます。
誰かと比べる必要なんてない。彼女の素敵なエピソードに、勇気づけられること間違いなしです。
画像: 「お姉ちゃんはできるのに」常に比べられた過去 → 母の言葉の呪縛から解き放たれた『きっかけ』

幼少期から、姉と比較され……

「お姉ちゃんはできるのに」
私の人生は、母の言葉に支配されていたように思います。

姉は、誰もが認める才女。
学業優秀かつ運動神経抜群。性格も明るく社交的で、まさに理想の娘です。

一方私といえば、どんなに頑張っても勉強は中の下。さらに、運動音痴で内向的ときています。
こんな風ですから、ずっと姉と比較されながら育ちました。

「お姉ちゃんは勉強ができるのに」
「お姉ちゃんはリレーの選手なのにね」
そんな風に言われる度、私のコンプレックスはどんどん大きくなっていきました。

絵を描いているときは、自分らしくいられる

そんな私が唯一自分らしくいられるのは、絵を描いているときです。

小学生のころ、学校の宿題で絵を描いていると、通りかかった姉から
「すごい! C子は絵の才能があるわね。私じゃこんなに上手くは描けないわ」と褒められたことがきっかけで、毎日絵を描くようになったのです。

コンプレックスを感じるものの、優しい姉のことは大好きで、そんな姉からの言葉がとても嬉しかったのを覚えています。

大人になっても、私はずっと絵を描き続けていました。

姉からの提案

ある日、姉から「そんなに絵がうまいんだから、SNSで自分のイラストや漫画を発信してみたらどう? 」と提案されました。

「えっ、私の絵なんか誰も見ないよ」と言うと、「誰も見ないなら、なおさら恥ずかしくないわよ。趣味がてら投稿してみたっていいじゃない」と姉。

それもそうだと思い、私はSNSにチャレンジしてみることにしました。

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