いつまでたっても自分の子どもはかわいいと言いますが、子どもがいい歳をした大人になってからも自慢したくなる人もいるようで……? 今回は私の友人A子さんから聞いた、孫自慢ではなく息子自慢を始める義父の話を紹介します。
画像: <孫のことは無関心!?>息子がもらった表彰状を見せても → 義父は褒めることなく──!?

初めての入賞

A子の息子は小学校1年生です。小学校入学後、初めての書写コンクールで見事「特選」に入賞しました。ひらがなや漢字など文字を書く宿題も毎回丁寧に自分が納得するまで何度も書き直し、一生懸命取り組んだ結果、飛躍的に文字が上手くなった息子。そんな息子のことをA子はとても誇りに思っていました。義両親にとって、A子の息子は初孫だったので、今回の入賞もきっと喜んでもらえるだろうと思っていたのですが……。

義父の反応

とある週末、A子夫婦と息子は市内に住んでいる義両親の家に入賞の報告をしようと表彰状を持って向かいました。義両親に報告すると姑はとても喜んでくれ、これほどかとばかりに褒めてくれました。

しかし、一方の義父は孫を褒めるでもなく、「いや~やっぱりT夫(A子の夫)と一緒だな~! 母さん」「T夫も字はうまかったんだよ~」と夫の幼少期のときのことをダラダラ話し出したのです。

孫を褒めてあげて……

A子の息子はおじいちゃんにも褒めてもらえると期待していました。にもかかわらず、なかなか「すごい」と言ってもらえなかったため、悲しそうな様子。

義父は自分の息子自慢をさんざん話したあと、悲しそうにしている孫の様子に気付いたのか、「お父さんに似てすごいなあ!」と発言。A子は義父にも息子の頑張りを褒めてあげてもらいたかったのですが、義父には伝わらず……。A子は帰りの車の中で、義父の分まで息子を再度褒めてあげました。

義父にとってA子の夫は、いつまでたっても自慢の息子なのでしょう。嫁であるA子や孫にも自慢したかったのかもしれませんが、もう少し孫の気持ちも考えてほしかったですね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。

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