義母「はい、プレゼント♡」いや、ただの処分でしょ！？ と疑いたくなった【衝撃の持参品】

義母からのプレゼント

私の義母は、少々お節介な所があります。
義母はは何かというと「プレゼントよ♡」と言っていろいろな物を持ってくるのですが、それらは全て自分たちが使い古した中古品ばかり。
ボロボロの家具や壊れかけた家電製品、食品は賞味期限の近い見切り品ばかりで、私はひそかに困っていました。

夫が結婚後すぐにリストラに遭い、年収が以前の2/3ほどに減ってしまったため、そのことを心配した義母の好意だと思うようにしていましたが、処分に困っていることも事実だったのです。

え？ これ？

しかし、ある日義母がとんでもない物を持ってきました。
それはあまりにも汚れている上に、臭いの付いた折り畳み式の持ち運び可能なベッドマットレス。
ところどころが黄ばんでいて、何とも言えない臭いがしていました。

義母は「この間K輔（私の夫）が腰が痛いって言ってたの。これ、腰痛に良いっていうマットレスだから、運んでくれる？」と言い出しました。
私は今までは文句を言わずに『中古品の引き取り』のようなことをしてきましたが、今回はさすがに迷惑だと感じたので「お義母さん、これ何の臭いですか？ すごい臭いですよね？」と言ってやったのです。

ブチギレ

それでも義母は悪びれる様子もなく「もう15年近く使ってたヤツだし、うちは新しいの買ったから。」と言いました。
その言葉を聞いた私はさすがにブチギレ！

「いい加減にしてください！ いらない物や使い古した物を持ってこられても迷惑なんです！ 処分代を頂けるのなら、ここに置いて行っても構いませんよ。」と言ってやりました。
義母は「せっかく持ってきてあげたのに！」と激怒！
ものすごい勢いで帰って行きました。

ただの迷惑

この話を夫にすると「困るんだよなぁ。」と呆れ顔。
何とか夫が義母に話をしてくれました。

その後、義母がいらない物を持ってくることもなくなり、夫曰く「普段大人しいA香（私）がブチギレたから、母さんも驚いたってよ。」とのこと。
気持ちは嬉しいのですが、いくら何でも……という義母のプレゼントでした。

【体験者：40代女性・会社員、回答時期：2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。