仕事で出会う人には不満や不平があっても、今後の仕事のことを考えるとなかなか直接は言いづらいものです。今回は筆者の知人が出会った失礼な同僚とのエピソードを紹介します。
画像: 「私のバッグに何を、、、!?」なれなれしい男性同僚の【仰天行動】に、ゾゾゾ!

イベントコンパニオン

私はコンパニオンの仕事を請け負っているいくつかの事務所に登録しており、あちこちでイベントコンパニオンとして勤務しています。

イベントコンパニオンのお仕事は、その日限りの単発のものもあれば、数カ月単位で請け負う長期のものもあります。

ある日商品PRのお仕事で長期の案件が回ってきました。
ちょうど抱えている案件が単発ばかりで、スケジュールに余裕があったため、私はこの案件を受けることに。
この長期案件でまさか失礼な人に出会うとは、このときはまだ思ってもいませんでした。

長期案件

この商品PR案件は男性スタッフ1人と女性コンパニオン2人でチームを組んでおこなうものでした。

仕事に入る日は一度事務所に集合して、その場で今日チームを組む相手を確認し、着替えや支度を済ませて現場に向かう流れです。
事務所ではその日組むチームごとに席が分かれていて、その席にカバンや貴重品などの私物を置くようになっています。

毎日チーム編成はバラバラで、何度も同じチームになる方もいれば、なかなか一緒に組まない方もいました。

なれなれしい男性スタッフ

ときどき同じチームになる男性スタッフのAさんは、まだ出会って間もないのになんだか距離が近めで、プライベートに踏み込んだ質問も多く少し苦手意識がありました。

そうはいっても仕事仲間なので文句も言ってられないと、事務所などに報告することはせず案件を受けていました。

そしてこの日、出勤してチーム分けを確認すると私はAさんと同じチーム。
Aさんと同じチームになるのはこれで5回目です。
「今日もAさんと同じか……。」と少し憂鬱になりながら、更衣室へ向かい着替えを済ませました。

仰天行動

着替えを済ませチームの席へと向かうと、なんとAさんが私のカバンの中を漁っていたのです!

「何してるんですか!」と思わず大きな声を出してしまったのですが、Aさんは「たばこ吸うのにライター探してたんだよ。」と悪びれた様子もありません。

Aさんの行動にも衝撃でしたが、周囲のスタッフが誰も注意してくれなかったことに、ひどくショックを受けました。
しかし、周囲が注意できなかった理由であるもう一つの『仰天行動』が発覚したのです。

Aさんはほかのコンパニオンや男性スタッフに私と特別な関係であると吹聴していたそうです。
周囲への誤解は解けましたが、ほとんど知らない関係性の相手にカバンを漁られ、恋仲にあると嘘を広められ、私にとっては恐怖体験となりました。

【体験者:30代・女性自営業、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

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