食品も光熱費もどんどん値上がりし、節約に勤しむ方も多いのではないでしょうか? 節約はとてもいいことだと思いますが、なんでもかんでも削ればいいということではありません。今回は、知人から聞いた節約しすぎて痛い目にあったという話をご紹介します。
画像: <そこまで節約しなくても>「期限守って捨てちゃうのもったいないよ!」結果、友人に恐ろしい事態が!

社内でも有名な節約家A子

これは、勤め先の社員旅行に行ったときの話です。

温泉旅行で旅館に泊まり、同僚のA子と同室になりました。A子は社内でも有名な節約家で、昼食はいつも手作り弁当、水筒は2本持参。外食をしたりコンビニで買い物をしている姿も見たことがありませんでした。旅館に着いてからも、用意してあった茶菓子や備え付けのティーパックは根こそぎ持って帰ると言ってカバンに仕舞う徹底ぶりでした。

コンタクト装着期限を無視!?

翌朝、洗面所で私がコンタクトレンズを装着していたら、A子も隣に並んでコンタクトを付けだしました。「何日用?」と聞かれたので、2週間の使い捨てだと答えると「じゃあ1ヶ月くらい?」と言われました。意味が分からず聞き返すと、使い捨てコンタクトの装着日数のことだと言われびっくり! なんとA子は本来の装着日数を超えて使うのが当たり前だと言うのです。

間違った節約の結果……

節約するのはいいことだと思うけど、コンタクトレンズは医療品だし目に直接入れるものだから、きちんと使用期限を守らないといけないと話すと、A子は「真面目だね」と笑っていました。そういえば最近目の調子が悪いと言うので戻ってからすぐに病院に行って診てもらうよう言いました。診断の結果、案の上、目に小さな穴が空いていたらしく、医者から当面コンタクトの使用禁止と告げられたそうです。結果を聞いた後、軽い気持ちでやって失明でもしたらどうするの! とさらにお説教しました。さすがに実害が出てしまったので、これからは使用期限を守ると凹んでいました。

【体験者:30代・会社員、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira
シナリオライターとして活躍するも、出産と育児を機に、フリーライターに転身。バリキャリから、家庭と仕事の両立への転換を経験し、その思いをコラムに執筆。現在はママ、PTA、職場と家庭のバランスなどを主なテーマにコラムを執筆中。

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