年々増加傾向にあるアレルギー疾患。
筆者の友人も食物アレルギーの子供を持つ親のひとりです。
しかし、義両親のアレルギーに対する無理解から、旦那さんも大激怒のトラブルになったというのです。
画像: 息子を殺したいのか!?「アレルギーは贅沢病」理解のない義父母に → 大人しい旦那が激怒!

アレルギーと伝えているにも関わらず……

我が家には卵アレルギーの息子がいるのですが、義父母から全く理解が得られずに困っています。

年末年始を義実家で過ごすことになったある年のことです。
その時点でアレルギーであることは分かっていたため、義父母に「卵アレルギーなんです」と伝えました。
すると「うちの家系にはアレルギーなんていないのに。」と一言。
しかし旦那は重度の花粉症……。
「花粉症もアレルギーです。」と伝えたのですが見事にスルーされました。

そこまではよかったのですが、私と旦那が少し席を離れていた一瞬のすきに義父が息子にアイスクリームをあげようとしていたのです。

驚いた私はとっさに「何してるんですか!?」と息子を奪い返すと、義父母ともにすごい剣幕で「アレルギーなんてただの贅沢病だ。神経質に育てるから治らないんだ!」と無茶苦茶なことを言ってきたのです。

とんでもない言い分に旦那が激怒!

騒ぎを聞きつけた旦那に経緯を話すと、普段は怒ったところなど見たことのない温厚な旦那が「息子を殺したいのか!? そういう考えならもう二度と連れてこないからな!」と私も驚くほどの大激怒。
すると義父母も事の重大さに気がついたのか、もう勝手に食べさせたりしないと約束してくれました。

約束はしたものの、本心が分かってしまった以上完全には信用できないので、旦那と話し合い義実家に帰った際はどちらかが見張っていようという解決策になりました。
油断は出来ませんが、旦那のブチギレた姿はかなりいい薬になったようです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

※食物アレルギーは命に関わる恐れもある生理現象です。重大なこととして認識し、接してください。

ltnライター:かたひらむぎ
大手マスメディアに勤務し、結婚を機に退職。現在は2児を育てる専業主婦ライター。家族や友人など、波乱万丈な人生を送る人たちに囲まれ、取材対象に。インタビューを行う中で「事実は小説よりも奇なり」を実感。体験者のリアルな思いを読者に届けるべくltnで活動中。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.