他人からの善意に慣れてしまうと感謝の気持ちが薄れてしまうのでしょうか。今回は筆者の友人から聞いた体験談をご紹介します。お裾分けをめぐるトラブルなのですが、あまりの非常識さに驚いてしまいました。一体なにがあったのでしょうか。
画像: <おすそ分けトラブル>「さっさと今年のカニちょうだい」「えっ」ママ友のワガママっぷりにあ然

実家から届く海鮮をお裾分け

私の実家は日本海の海沿いで、全国的にも有名なカニの名産地です。いつも冬になると実家から大量の海鮮を送ってくれるので、仲の良いママ友にお裾分けをしていました。

ある年、身内で不幸があり実家が多忙だったので、いつも頼んでいる業者さんに手配ができず、今年はいつもの海鮮を送れなかったと父から連絡がありました。父が忙しくしているのも知っていましたし、いつもただで送ってくれる父には感謝しかなく、そんなこと気にしないで! いつもありがとうと伝えました。

お裾分けの催促!?

ある日、突然ママ友がやってきて「今年のカニはまだ?」と海鮮の催促をしてきました。毎年お裾分けをしているママ友さんで、いつももらえる時期を過ぎているのに一向に来ないから~と催促をしにきたというのです。心の中で「厚かましいな……」と思いつつ、今年は無いと事情を話すと、ママ友の態度が一変しました。

非常識さにあ然

ママ友は、「えー! いつも頂くからあえて頼んでないのに、今さらないって言われても困るわよ。それなら早く言ってよ、セールで注文したのに」と少し怒りながら嫌味を言ってきました。その態度に、そもそも毎年タダでもらっていてお返しもなにもしないくせに、よくそんなこと言えるなとドン引きでした。

この人にはもう2度とあげるものかと思い、「じゃあこれからはご自分でお好きなもの手配してね! あてにされても困るから。うちが食べきれない分をお裾分けしていただけなので、私ももらって喜んでくれる人にあげたいし」と言ってお付き合いをやめました。
あまりの非常識っぷりにあ然とした出来事でした。

【体験者:40代・専業主婦、回答時期:2024年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira
シナリオライターとして活躍するも、出産と育児を機に、フリーライターに転身。バリキャリから、家庭と仕事の両立への転換を経験し、その思いをコラムに執筆。現在はママ、PTA、職場と家庭のバランスなどを主なテーマにコラムを執筆中。

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