筆者の先輩、M子の働く児童養護施設に、毎月匿名で届く多額の寄付。「謎のあしながおじさん」の正体とは――!? どんな状況下でも希望を持ち、自分を信じることの大切さを教えてくれた感動エピソードです。
画像: 児童養護施設に多額の寄付をする『謎の人物』に、世間から疑いの目。ある日、園に一通の手紙が届いて?

「謎のあしながおじさん」

私は児童指導員として、家庭環境に問題を抱える子供たちが生活する施設で彼らのサポートをしています。

最近、職場である児童養護施設のAこども園が世間の耳目を集めており、少し戸惑っています。

というのも、このところ毎月多額の寄付金や物資が届き、その差出人すべてが匿名なのです。

もちろん寄付自体はありがたいですし、新品の服や学用品をプレゼントされて嬉しそうな子供たちの顔を見ると、心から嬉しくなります。

「謎のあしながおじさん」というキャッチ―なタイトルで地元でも取り上げられ、このご時世に温かい人もいるものだと当初は話題になっていたのですが――。

世間から疑いの目

あまりにも多額の寄付が毎月匿名で続くものですから、これに対して、だんだんと疑いの目を向けてくる人が増えていきました。

「これは黒いお金で、施設ぐるみでマネーロンダリングをしているのだ」
などとSNSで拡散されているのを見ると、憤りを感じました。

しかしそんな私ですら、もしかしたら? と不安にならなかったわけではありませんでした。

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