今回は筆者の知人が体験した【義実家トラブル】を紹介します。料理のできない義母と義姉に、自分の手料理を「時間の無駄」だと言われ……しかしその時、リビングに入ってきたのは、意外な“あの人”!
画像: 私の手作り味噌汁を「そんな手の込んだ作り方して、時間の無駄」と嘲笑う姑と義姉。そこへ意外な救世主が

私の料理に毎度ダメ出ししてくる、義母と義姉

私は旦那・小学生の息子2人と田舎で暮らすアラフォーのパート主婦です。

車で30分ほどのところに旦那の義実家があり、義両親と旦那の姉・弟が4人で暮らしているのですが、義母と義姉がことあるごとに私に嫌味を言ってくるので、義実家に行くのはストレスでした。

特に許せないのが、自分たちが料理が苦手なのを棚に上げて、私の料理に「今日の煮物は味付けがイマイチ」などとダメ出ししてくること。

旦那に相談しても「ああいう性格の人たちだから、気にしなくていいよ」と笑って流されてしまいます。「もう我慢の限界かも……」と思っていたら、予想外にも救世主が現れたのです。

実母から教えてもらった味噌汁をバカにされ、言い返そうとしたら……

ある休日に、義実家で昼食を作っていると、義母と義姉がやってきて私の味噌汁に文句をつけ始めました。

私は昆布と鰹節で出汁を取って味噌汁を作るのですが、それを見て「そんな手の込んだ作り方して、時間の無駄よね」「味噌汁はフリーズドライとかの方が手軽で美味しいのにね、知らないの?」と嘲笑うのです。

実母から教えてもらった味噌汁をバカにされるのは本当に腹がたち、さすがに言い返そうとした時でした。普段、家にほとんどいない義弟がリビングに入ってきたのです。

義弟は「あら、家にいるなんて珍しいわね」と声をかける義母を無視して、「うまそうな匂いがする」と一言。

お椀に味噌汁を入れて渡してあげると、義弟は一口飲んで「これが家庭の味ってやつなんだね」と私に笑顔を向けてくれました。

「フリーズドライのお味噌汁の方が美味しいじゃないの!」と言う義母に、義弟は「フリーズドライは確かに美味しいね。でも味噌汁ひとつ作れもしない人が、作れる人に文句言うのはおかしいだろ?」とピシャリと言ってくれたのです。

その義弟の言動に勇気をもらった私は、その夜旦那に「義実家と距離を置きたい。無理なら子供と共に実家に帰ります」と宣言。

おかげで、それ以降義実家に行くのはお盆と正月だけでよくなりました。また、最近は義母や義姉に嫌味を言われても「じゃあ、ご自身でやってください」と言い返しています。

義弟とは相変わらず顔を合わせる機会が少ないですが、いつか必ず恩返しをしたいと思っています。

【体験者:30代・女性パート主婦、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。

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