仕事も育児も全力のA子。久しぶりのご褒美ランチでママ友からの思わぬ一言に心が揺れました。
一体何があったのでしょうか。A子から話を聞きました。
画像: ビュッフェで、3回目のおかわりは恥ずかしい!?「みっともないよ」ママ友の指摘に動揺していると?

仕事も育児も頑張るママの楽しみ

3人の幼い子を育てながらフルタイムで働くA子でしたが、以前から心待ちにしていることがありました。

それは、幼稚園の保育参観後にママ友たちと行くランチ会です。

自宅では、子どもたち優先で自分の食事は後回しにしがち。

ゆっくりと食べる余裕もなく、ご飯をかき込むことが日常のA子にとって、ビュッフェ形式で自由に好きなものをゆっくりと食べられるランチは、まさに「ご褒美タイム」そのもの。

「今日は好きなものを好きなだけ食べよう」とワクワクした気持ちで向かいました。

しかし、ある一言で、A子の心は一瞬にして揺れ動くことになったのです。

思わぬ一言で心がザワつく

A子は美味しい料理に舌鼓を打ちながら、食事を楽しんでいました。

「3回目のおかわりしちゃおうかな」とA子が料理の並ぶテーブルに向かおうとしたそのとき、隣にいたB子から思わぬ一言が飛び出しました。

「えっ!? 3回目行くの? 恥ずかしい。みっともないよ」

冗談のつもりだったのかもしれませんが、その言葉にA子の心はザワザワ。

「非常識だったかな?」と動揺し、手にお皿を持ったまま立ち尽くしてしまいました。

温かい一言が救ってくれる

そんなA子の様子に気づいたC子は、間髪入れずに声をかけました。

「A子さん! 私もデザート3回目行こうと思ってたの。一緒に行こうよ!」

さらに、C子はB子に優しく言いました。

「取りすぎて食べられないなら問題だけど、ちゃんと食べきるなら大丈夫よね。みんなで楽しく食べるのが一番!」

B子はバツが悪そうに「私は大丈夫」と言うしかありませんでしたが、C子の言葉がA子にとって何よりの救いとなりました。

楽しいランチ会ではポジティブな会話が大切

その後、A子は気持ちを切り替え再びランチを楽しむことができたそう。

そして、自然とC子と会話が弾み、気づけば定期的に会うほど親しい関係へと発展しました。

B子に悪気はなかったのかもしれませんが、無意識の一言が周りに影響を与えてしまいました。

その場の雰囲気を壊さないためにも、相手の立場を考えた言葉選びが大切ですね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。

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