企業に勤めているとその会社の休みに則った休日にしたがう必要があります。しかし、大型連休の中日や仕事始めの日は「休みたい。」と感じる方も多いのではないでしょうか?今回は筆者が会社勤めをしていたときの仕事始めに衝撃を受けたエピソードを紹介します。
画像: 年始、みんなが休むなか会社へ出勤!→ 会社の玄関に現れた予想外の人物に「何しに来たの?(怒)」

年末年始の休暇

私の勤めている会社では暦通りの休日が設けられています。
そのためこの年のカレンダーでは、まだまだお正月モードでお休みの方が多い1月4日が営業日になりました。

しかし5日6日は土日だったこともあり、4日の出勤を嫌がる方も多く、ほとんどの社員が休み希望を出す事態に。

話し合いの末、既婚者や県外に帰省する方が優先的に休めることになり、独身で実家も地元にある私は休みたい気持ちはあったのですが出社することになりました。

1月4日

そうして迎えた1月4日。
気持ちを切り替えて仕事を全うしようと出社しました。

この日は休み希望が多かったため、最低限の人数が出社すればよいことになり、出社したのは私を含む3人です。
いつもは10名以上で働く職場は、3人だけだとガラーンとしていて殺風景に見えました。

しかし業務はまったくの反対。
年明け最初の営業日ということもあり電話は鳴りやまず、そのうえ通常の業務もこなさなければならないため、出社した私たちは大忙しで営業所のなかを走り回ります。

そんな慌ただしい1月4日の営業中、来客予定はなかったはずなのに会社の玄関が開いたのです。

何しに来たの?

会社の玄関が開きそこにいたのは、既婚者で今日はお休みをもらっているはずの同僚A子さん。

A子さんの姿を見た私たちは「予定や気が変わって、ピンチヒッターに来てくれたんだ!」と歓喜しました。
あまりの忙しさで、挨拶もそこそこに「A子さん、ありがとう~!助かる!」と伝えると、意外過ぎる返答が返ってきたのです。

「違う違う!いまから新幹線に乗って遊びに行くんだけど、みんな働いてるのかな?って顔出しただけ!」

出社しなければならないことが決まった時点で腹を括ってはいたものの、正直心の底では「結婚していないからって何なの?」「実家は近くてもお正月は家族と過ごしたいよ。」と不満もありました。
そんななかでも社会人として出社した私たちをまるで冷やかすかのような理由で見物にきたA子さんの神経が理解できません。

【体験者:30代・女性自営業、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.