皆様は福引きに当たったことはありますか? 私は年末のスーパーで行われた福引きで3等に当選したことがあります。当選した瞬間は「やったー!」と喜んだものの、思わぬトラブルが起きてしまったのです。今回は、私が経験した年末のドタバタ劇をご紹介します。
画像: スーパーの福引きで【当選】したけど、家族からは不満の声!? 喜べなかった『悲しいワケ』

福引きでまさかの当選!

12月の中旬ごろ、スーパーで買い物をしたら福引き券を渡されました。
私はくじ運が良くなく、いつもハズレばかり。
そのときも『どうせ当たらないんだろうな』と思いながら抽選機をガラガラと回すと、見慣れない色の抽選玉がぽとりと出てきたのです。

それを見たスタッフはガランガラーン! とベルを鳴らし、「おめでとうございます!」と笑顔を向けてきました。
なんと、3等に当選していたのです。

当選品はまさかのあの商品

まさかの当選に戸惑っていた私に、スタッフは手際よく当選品の受け渡しをしてくれました。
当選品は、豪華おせち3段重。
その場のおめでたい雰囲気にのまれて「ありがとうございます! 嬉しい!」と浮かれて受け取りましたが、実はおせちはすでに予約済み。
注文したおせちのキャンセル期限は過ぎていたため、2セットのおせちを食べることになってしまったのです。

しかも当選品のおせちは、そのスーパーに12月31日指定で受け取りに行く必要がありました。
大晦日の大混雑のスーパーを訪れるはめになったのです。
私1人で受け取りに行きましたが、人が多くスムーズに歩けないし、3段の漆器の重箱入りのおせちは手に食い込むほど重たいしで、帰宅時にはヘトヘト状態になってしまいました。

家族の反応は?

当選品のおせちには、伊勢エビやアワビなど高級食材が入っていました。
購入したおせちよりも豪華で、重箱の蓋を開けたときは「おおっ!」と歓声があがったけれど、さすがに2セットもおせちがあると飽きてしまいます。

贅沢な話ですが、次第にありがたみもダウン。
家族からは「おせちはもう食べたくない」「どうせなら蟹が良かったな」と、不満の声があがりました。
当選したのは嬉しかったけれど、微妙に喜べない結末になってしまったのです。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2023年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子
団体職員を経て、ライターに転身。男性が管理職、女性多数が一般職の職場にて、女性と仕事、男女平等参画に関する様々な理想と現実に直面し、それを記事にすることを志す。以来、組織に所属する女性を中心にヒアリングを重ね、女性が生きやすい社会生活に関するコラムを執筆中。

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