結婚して義両親との付き合いが始まると、価値観の違いや接し方に悩むという声をよく耳にします。しかし、中には義両親に救われたと感じる人もいるようです。今回は、義両親に出会って感謝しているという友人の話をご紹介します。
画像: お宮参りに来ず、孫にも夫にも興味がない【実の両親】に絶望 → 義両親の温かい言葉に「救われた」

義両親と両親の違いに驚いた

私は3歳になる娘と夫との3人家族です。結婚して5年、義両親と関わるようになってから、自分の親との違いに驚きました。

子ども心に感じていたのですが、私の両親はあまり子どもが好きなタイプではありませんでした。どちらかというと子どもより自分たちのことを優先するほうで、平日の参観日は仕事優先でほとんど来てもらった記憶はありません。習い事にも通ったことがなく、子どもにお金をかけるほうでもなかったと思います。

あまりにも違う対応

私の結婚が決まってからも、実の両親から資金援助などは一切ありませんでした。そればかりか、ご祝儀もなく交通費や留袖レンタル代など必要経費も全てこちらで出しました。一方、義両親は、結婚前には支度金を、披露宴や住宅購入の際にはまとまった資金も援助してくれました。

妊娠した時、ベビー用品を一式揃えてくれた義両親に対し、うちの親のプレゼントはリサイクル店で買ったおもちゃや知り合いから譲ってもらったというお下がり。安産祈願やお宮参りは両家を誘いましたが、来てくれたのは義両親だけでした。夫や義両親に対して、孫にも娘夫婦にも興味がない親が申し訳なくて泣いたこともありました。

義両親に感謝

そんな私に義両親は、「私たちがしたいと思ってしているんだから、『ありがとう』と受け取ってくれるだけでいいんだよ」と言ってくれます。感謝してもしきれません。自分の親のことを振り返ってみると、いわゆる「毒親」だったのかなと思うこともあります。

義両親は私のことを、嫁というよりも大切な娘として接してくれます。義両親に出会えて本当によかったと思っています。

【体験者:30代・専業主婦、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira
シナリオライターとして活躍するも、出産と育児を機に、フリーライターに転身。バリキャリから、家庭と仕事の両立への転換を経験し、その思いをコラムに執筆。現在はママ、PTA、職場と家庭のバランスなどを主なテーマにコラムを執筆中。

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