厄介な義母や義姉の嫌がらせ。
本当に恐ろしいのはこの2人がタッグを組んだ時です。
これは筆者が実際に体験した義母と義姉の陰湿な嫁いびりの話です。
画像: 義姉「高血圧だから、チャーハンは薄味にして!」素直に従うも → 実は、義母と義姉の罠だった──!

薄味でいいと言われ

義祖母の3回忌で義実家に帰った時のことです。
義母から、義姉と2人でお昼ご飯のチャーハンを作るように頼まれました。
あまり広くない台所だったため、義姉から「量が多いから半分ずつ作ろう」と言われ、私が最初に作り、あとから義姉が作ることに。
「うちはみんな高血圧だからかなり薄味でお願いね。塩コショウで軽く味付けるだけでいいから」
とのことだったので、かなり気を付けながら薄味に作りました。

義母の感想は?

しかし、出来上がったチャーハンを見て驚きました。
義姉の作ったチャーハンはどう見ても、しっかりと醤油の色の付いた濃い味付けに見えます。
一口ずつ食べた義母が一言。
「Aさん、どうしてこんな薄味にしたの? お姉ちゃんの食べてみて。美味しいでしょ? 普段からちゃんと料理してない証拠じゃないの?」
義姉の作ったチャーハンは醤油や塩コショウでしっかりと味が付いていて、全く薄味ではありませんでした。
義母は義姉のチャーハンを食べ続け、結局、私の作ったチャーハンには手を付けなかったのです。

まんまとはめられた!

親戚の前で嫁を下げ、娘を上げたかったのでしょう。
義母と義姉のドヤ顔を見た時、確信犯だとすぐに分かりました。
そのやり取りを見ていた義父と夫は私に気を使ってくれて、「美味しい美味しい」と言いながら私の作ったチャーハンを完食してくれました。
それ以外にも2人が結託した嫌がらせが続き、結果的に義実家とは縁を切りましたが、数年経った今でもチャーハンを作ると嫌な気持ちが蘇ってきます。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:かたひらむぎ
大手マスメディアに勤務し、結婚を機に退職。現在は2児を育てる専業主婦ライター。家族や友人など、波乱万丈な人生を送る人たちに囲まれ、取材対象に。インタビューを行う中で「事実は小説よりも奇なり」を実感。体験者のリアルな思いを読者に届けるべくltnで活動中。

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