その職場で働いている者にしか分からない「裏の本音」ってありますよね。
美容部員のキャリア15年を誇る筆者の友人F子が語る「お客様への本音」は予想外のもので!?
「美容部員にとって本当は困るお客様」のエピソードをご紹介します。
画像: デパートの美容部員「こんなお客様が一番困ります」実は、サンプルだけ欲しがるお客様ではなく!?

デパートの美容部員として働くF子

デパートにあるブランド化粧品のカウンター。
「なんだか敷居が高そうだな」と少々緊張してしまいますが、美容部員さんに色々アドバイスを受けて憧れブランドのアイテムを実際に試して購入するのは、ネット通販では味わえない満足感がありますよね。

美容部員のキャリア15年を誇る友人F子は、丁寧な接客でお客様からの信頼が厚いカリスマ美容部員として都内のデパートで働いています。

美容部員から見た「一番困るお客様」は!?

そんなF子に「美容部員から見て一番困るお客はどんなお客様?」と聞いてみました。

私は「買う気もなく大量のサンプルをもらうお客様」かなと予想していたのですが、F子の答えは意外なものでした。

「そう思われがちだけど、実は違うのよ」

サンプルをねだるお客様よりも困るお客様とは!?

F子いわく、
「サンプル目当てばかりのお客様も困るけど、一番困るのはコミュニケーションが取れないお客様」
と断言。

実際に試してみて、購入しない場合も率直に「予算が足りない」「肌に合わない」などシンプルに感想を言ってもらえれば良いそう。

それよりも、カウンターに接客を受けているにも関わらず、何を質問しても無言だったり、タッチアップをしても感想を言わずに首をひねるだけ、などの態度のお客様だと
「一体何をご希望なのだろう?」
と怪訝に思うそう。

また、スキンケア製品の使い方を説明しても、「私はこうだから!」と手順通りにしてくれないお客様も実は困るそう。

「お客様に綺麗になってもらいたいので、きちんと説明を聞いてほしいし、肌の悩みなども本音を語ってもらいたいな。その方が綺麗になれる方法をたくさん提案できるので」

敷居の高いイメージのあったデパコスの世界ですが、美容部員さんたちは思った以上に誠実にお客様に向き合っていると感じました。

こちらも「困った客」にならないように気をつけたいものです

【体験者:30代·会社員、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。

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