毎日食事を作っていると何を作ればいいか迷う日もあり、「〇〇が食べたい」とリクエストされるのはありがたい時もあります。今回はせっかく旦那さんのリクエストに応えたのに、あることが原因で無駄になってしまったという経験のある筆者の知人、Sさんのお話です。
画像: 夫「カレー食べたい」いざ作り始めると「やっぱオムライスがいい」→ ワガママ夫に、妻が反撃!

夕食のメニューをリクエスト

当時Sさんは旦那さんと2人暮らし。共働きであるにもかかわらず旦那さんは全く家事をせず、炊事や洗濯などの家事をSさんが全て担っていました。

「はあ……今日のご飯何にしよう」
ある日の仕事帰り、Sさんはその日の夕食のメニューが浮かばず、旦那さんに連絡をして何が食べたいか聞くことにしました。
「今日のご飯は何がいい?」
そうメッセージすると、旦那さんからはすぐに返事が来ました。
「カレー食べたいな」
Sさんはすぐに「了解!」と返事をし、カレーの材料を買ってすぐに作り始めました。

「ただいまー」
「おかえり、カレー作ってるよ!」
「あー、それなんだけどさ」
旦那さんはSさんがカレーを作っているのをチラッと見て言いました。
「やっぱり気分が変わったからオムライスが良い」
「はあ!?」
「カレーは明日にして、今日はオムライス作って」
このように、Sさんの旦那さんはいわゆる超わがまま男なのでした。

わがまま旦那に制裁!

それから何回もそんなことがあったので、Sさんは旦那さんに制裁を下すことを決意しました。

そして「今日は肉じゃがが食べたい」と言われてクリームシチューを作るなど、全く違うものを作るようになったのです。

「えー、全然違うメニューじゃないか」
当然ながら、旦那さんはメニューに文句を言います。しかしSさんはシレっと言い返しました。
「あら、次はこれが食べたくなる気分かと思ったの。あなた心変わりしやすいし」
それを聞いた旦那さんは、何も言い返せませんでした。

それを繰り返すうちに旦那さんは「もう心変わりしないから〇〇を作って!」と言うようになったそうです。

旦那さんに悪気はないのでしょうが、まずは自分が食べたいと言ったものを作ってくれることに感謝して欲しいですよね。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

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