結婚や出産のタイミングで贈るお祝いは、意外にチョイスが難しいと感じませんか?
「もしかするとすでに持っているかもしれない。」「相手の好みをあまり知らない。」と何を選べばいいのか悩む方も多いことでしょう。
今回は筆者の知人が『もらって困惑したお祝い』について紹介します。
画像: もらって嬉しいはずの【結婚祝い】に「どうしたらいいの!?」友人の『お祝いの品』に困惑したワケ

結婚祝い

この度、以前から交際していた男性と入籍しました!

周囲の人たちも祝福の言葉をかけてくれて、ありがたいことに友人や親せきからたくさんの結婚祝いをいただきました。
結婚祝いの内容は現金だったり、自分ではなかなか買わない高級ブランドの鍋だったり、調理家電や高級な食器だったり、これからの新婚生活に役立つありがたいものばかりです。

「人と被らないものを贈りたいの!」

そんななか友人のA子から連絡があり「ほかの人とお祝いが被りたくないから、何をもらったのか全部教えてよ!」と言われました。
たしかに結婚祝いといえば定番のホットプレートや食器などもあり、周囲と被ってしまう可能性は大。

被るといやだと思ったA子の気持ちも理解できたのですが、そもそももらうことを前提にしたくなかったので「気持ちだけで十分だから、気を遣わないで!」と伝えました。
しかしA子は「いや、お祝いは贈りたいの。絶対人と被らないものを準備するから楽しみにしておいて!」と言ってくれました。

私は素直にA子からの好意に甘えることに。

「これってどうしたらいいの?」

数日後、A子から「自宅に来て!」とお誘いを受け、A子宅に向かいました。
そしてA子は「誰とも被らない結婚祝いを準備できたよ!」と、嬉しそうにお祝いの品を披露してくれたのですが……。

A子がくれたものは、縦1m横30㎝ほどの用途がわからないオブジェでした。

当然その場では感謝を伝え、後日内祝いも贈ったのですが、我が家は決して広いとは言えない賃貸なのです。
一度は他の荷物を避け、飾ってみたのですが、ごく一般的な賃貸マンションでは、そのオブジェが浮いてしまいました。

A子の気持ちはありがたかったのですが、結婚して5年経ったいまでも、このオブジェの扱いに困ってしまっています。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

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