スマホに夢中な小6息子。突然「お母さん、どうしよう！」真っ青な顔で助けを求めてきて！？

ケータイに夢中な息子

A子さんの小学6年生の息子は、誕生日プレゼントにあげたケータイに夢中でした。
息子にとってケータイは、まるで魔法のオモチャのようです。
友達とのメッセージのやりとりや、ゲームや動画など、ケータイには楽しい機能が沢山♪

課金などは出来ないように設定しましたが、子どものプライバシーのことなども考えて、割と自由に使えるようにしていました。
しかし、これがまさかの出来事に……！

ア、アダルト登録！？ 一体どういうこと？

ある日、突然息子が真っ青な顔をしてケータイ画面を見せてきたのです。
それは、なんとアダルトコンテンツの契約画面！
それも「契約完了」となっており、画面には「入会日より3日以内に料金(98000円)の振込を」と書かれていました。

確かに息子も、そういうことに興味が湧いてくるお年頃になったのかもしれません。
しかし息子に話を聞くと、契約などしていないと言うのです。

普通の動画を見ていて、偶然出てきた広告にタップしてしまったそう。
するとページが飛んで、「登録完了」と勝手になってしまったと言いました。

無事に終わってよかったけど、冷汗かいたわ……

そう、これは明らかなワンクリック詐欺。
すぐにA子さんが対応し、入会金なども支払わずに済みました。

しかし、これで焦った子どもが、「親にバレたくない」と、勝手にお金を支払おうとしてもおかしくありません。
子どものプライバシーを考えての設定でしたが、基準がかなり甘かったのだと反省しています。
また、「ケータイで遊び過ぎないように」と軽く注意するだけで済ましていたことも、夫婦の反省点となりました。

それからはケータイを持つ際の危険性などをしっかり話し合い、今まで以上に使える機能に制限をかけることとなりました。
子どもにケータイを持たせる時には、皆さんにも充分気を付けてほしいと思った出来事でした。

まとめ

最近ではカード会社や郵送会社のなりすましメールなど、大人でも詐欺の被害にあってしまう事があります。
自分で判断することが難しい年齢だからこそ、親が厳しく目を光らせる必要がありますね。

【体験者：40代・主婦、回答時期：2024年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。