同じ親から生まれた姉妹でも、それぞれ個性が異なります。筆者の場合は、幼少期から妹との違いに悩まされていました。元気な姉と病弱な妹。当然親の態度も違ったため、モヤモヤしたまま大人になってしまいました。
画像: 妹にはお金を出すくせに──差別にモヤモヤ。両親の介護と葬儀を終えても、まだ解放されなかった件

病弱な妹

私には3歳年下の妹がいます。
妹は小さい頃から身体が弱く、風邪を引いただけで何日も寝込んでしまうようなところがありました。

いろいろな病院にも定期的に通院していたため、私は子ども心にも「妹は大変なんだ。」と思っていて、両親が妹にばかり構うことも何となく仕方ないと自分に言い聞かせていました。

風邪

小学校の頃、体調が悪く学校を早退したことがありました。
家に帰ると母が驚いたような顔で「どうしたの?」と言ったため、私は体調が悪いことを説明しました。
すると「風邪薬飲んで寝てなさい。」と一言だけ。

その後、どうやら私の風邪が妹にうつったらしく、妹が発熱してしまいました。
母親は寝ずに看病をして、夜中にあたたかいスープを妹に飲ませているのを私は目撃したのです。
私はそのスープが羨ましくて「私も飲みたい!」と言ったのですが、母は「これはKちゃん(妹)のだから。」とだけ言って、私には飲ませてくれませんでした。

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