筆者は小学生時代、母の意向でバレーボールクラブに在籍していました。
他のチームメイト達と上手くコミュニケーションが取れない私は、母に「バレーボールを辞めたい」と訴えますが、母は絶対に許しません。
そして私が大人になった時、このやり取りが思わぬ形で話題に上がるのでした。
今回は、そんな私の体験談を紹介しますね!
画像: 泣いて嫌がる娘に「自分で決めたことなら、やり通しなさい!」数十年後、母に特大ブーメランが!

バレーボールが大好きな母

私の母は高身長ということもあって、学生時代はバレー部で大活躍していました。
「大好きなバレーを娘にもやらせたい」と思った母は、私をバレーボールクラブに通わせますが、残念ながら私には母のようなバレーボールのセンスが全くなかったのです。
最初の内こそ「母みたいに上手くなりたい!」と熱意を抱いていた私ですが、現実はそんなに甘くなかったのでした。

「ちっとも上手くならないし、皆からも迷惑がられてるから、バレーボールを辞めたい!」と私は訴えますが、母は聞く耳持ちません。
「ダメ! あんたも一度はバレーボールをやると決めたんだから、最後までやり通しなさい!」
母はそう言って、泣いて嫌がる私を無理やりバレーボールクラブに通わせるのでした。

母の愚痴

そして月日が経ち、気が付けば私も成人女性となりました。
子育てがひと段落した母は、こんなことをよく私に相談するようになっていました。
「もうお父さんにはウンザリ。なんであんな人と結婚しちゃったんだろう? 離婚したい! でも、実家のおじいちゃんとおばあちゃんは、お前が決めた結婚だろって私に言うのよ? 酷くない?」

母自身の両親である祖父母の愚痴をこぼす母に、私はつい本音を漏らします。
「でも、お母さんもよく言っていたじゃないの。バレーボールはあんたがやりたいと言ったんだから、最後までやり通しなさいって」
その言葉を告げた途端、母はまるで雷に打たれたかのように衝撃を受けた表情をしました。

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