親族たちがマウント合戦！ 息子やお金の自慢を聞かされ「しんどい」夫に愚痴ると、驚きの真実が明らかに

夫の親戚はマウント好き

結婚2年目のAさんには、少し苦痛に感じていることがありました。それは夫の親戚の集まりに参加することです。夫の親戚はプライドが高い人が多く、集まるとすぐにマウントを取り合います。

「息子が医者になった」
「難関大に合格したけど、留学させることにした」
「株で大儲けした」

すぐに大声で始まる自慢話をAさんは素直に「すごいなあ」と思いながら聞いているのですが、次第に大声で怒鳴り合うようになっていくマウント合戦は正直苦痛でした。

今日も始まるマウント合戦

また夫親族の集まりがあった日、Aさんは「またあれを聞かされるのか……」と重い気持ちで集まりに向かいます。Aさんが到着した頃には、もう親戚たちはヒートアップしており“いくら稼いでいるか”というお金の話をしていました。

今日もマウント合戦を聞かされて疲れ切ったAさんは、帰り道に夫に聞いてみました。

「夫くんの親戚ってすごい人ばっかりなんだね。いっつもすごい話ばっかりしてるよね」

すると夫は驚きの一言を放ったのです。

「あれ全部嘘」夫の衝撃告白

「あれ全部嘘だよ」

夫はAさんに親戚が話している内容がほぼ嘘であると告白したのです。昔からプライドが高く見栄っ張りだった親戚たちは、一旦始めたマウントを引っ込められず今でもずっと続けているとのこと。

実際は息子はニートだし、貯金もなく厳しい生活なのに、親戚の前で弱みは見せたくなくて大嘘を言っている人が大半。親戚たちも引っ込みがつかなくなっているのでしょうが、昔からそういったノリだったので夫は慣れており、Aさんもわかっていると思っていたと話してくれたのです。

ある意味すごい人たち

真実を知ったAさんは大変驚きました。嘘だとわかっていながら自慢話をやめられない親戚たちなのだと知ると、より恐ろしく感じてきます。

ですが、親戚付き合いはやめられそうもないので気持ちを切り替えて、親戚たちのマウント合戦を楽しむことにしました。全部嘘なのだと知っていてマウント合戦を聞いている分には、おもしろおかしく感じられます。

Aさんは「自分はこうはならないようにしよう」と大嘘つきの親戚たちを反面教師にしながら、親戚たちとの付き合いをやり過ごしているんだそうですよ。

【体験者：30代・女性主婦、回答時期：2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。