結婚をすることでお付き合いの始まる『義理』の家族。中には良好な関係を築けることもあるようですが、筆者の友人・K美は、義母と義妹にさんざんな目に遭わされたそうです。K美が絶縁を決意したエピソードをご紹介しましょう。
画像: 子宮がん発覚後「後継ぎも産めないなんて嫁失格」→ 非情な義実家と絶縁を決めた瞬間

反対された結婚

私は30代の後半で5歳年下の夫と結婚しました。
義両親は息子より年上の嫁を貰うことに猛反対で、挨拶に行った時から冷たい態度を取られていました。
あまりの反対に、一度は結婚をあきらめかけたのですが、夫が義両親を説得して結婚することができました。

結婚後も私は義両親、特に義母には辛く当たられ、夫の弟が年下の女性と結婚をすると、その差は歴然!
差別に近い態度を取られ続け、私はだんだんと嫌気がさしてきていました。

思わぬ病気

ある時、私が子宮がんであることがわかりました。
抗がん剤の治療などで体調のすぐれない日が続き、夫は献身的に看病をしてくれたのですが、私は子どもが産めなくなったことを申し訳なく思い、「離婚した方が良いんじゃない?」と夫に相談しました。

しかし、夫は「別に子どもを産んでもらうために一緒になったわけじゃない。」と一蹴。
「2人で一緒に頑張ろう。」と励ましてくれました。
しかし、黙っていなかったのは義母と義妹。
ここぞとばかりに「後継ぎも産めないなんて嫁失格ね!」「女性として見られなくなりそう!」などと、さんざん私の悪口を言い続けたのです。

お墓

ある時、義実家のお墓の話になり、義母が嫌味ったらしく「K美さん(私)は後継ぎが産めないから、Nちゃん(義妹)にお願いすることになりそうね。」と言うと、義妹は急に態度を変えました。

「え? だってうちは次男でしょ? 普通は長男が見るものでしょ?」と慌てていたのですが、義母は「Nちゃんは私と仲良しだし、K美ちゃんは出来損ないの嫁だからねぇ。」と全く聞き入れる様子はありませんでした。

すると、義妹は「お義姉さぁ~ん、一緒にお墓見るっていうのはどうですかぁ?」と猫なで声を出し、急にすり寄ってきたのです。

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