今の社会では、子育てを手伝ってくれるおじいちゃんおばあちゃんも多いですが、孫疲れという言葉もあるように全員がそうだとは限りません。今回は筆者の知人の方から初孫に関するエピソードを聞きましたのでご紹介します。何事にも、ある程度の線引きは必要ですよね。
画像: 嫁に孫の面倒をお願いされ、断ると「孫が可愛くないんですか!?」いや、押し付けられても困ります!

諦めていた孫ができることに

うちには40歳を過ぎた息子がいます。一人息子なので結婚してほしいと願っていましたが、家に彼女を連れてくることもなく、40代になってからは「孫の顔は見れそうにないね」と夫と諦めていました。

しかし、ある日突然「結婚することになった」と言って、10歳年下のお腹の大きな女性を連れてやってきたのです。思いがけないことに驚きましたが、諦めていた息子の結婚と孫の誕生に、夫と喜びました。

厚かましい嫁にうんざり

しかしその嫁が曲者で、「育休が明けたら復職するので保育園入れなかったら面倒みてくださいね!」「ベビーカーとチャイルドシートはこちらが指定するのでプレゼントしてください♡ 初孫ですもんね!」と、とても厚かましく、しょっちゅうお願いやおねだりをしてきました。

最初は流していましたが、あまりにもしつこいので、夫と相談してこちらの考えを伝えることにしました。

こちらの考えを伝えると

私も夫も現役で働いているので孫のお世話はできないこと、保育園に入れなかった場合は見つかるまで育休を延長して自分で面倒みてねと言うと、「周りの子はみんな祖父母がお孫ちゃんのお世話してるのに! 初孫の面倒みるのが当たり前じゃないんですか?」と発狂。

さらに、ベビー用品と言っても高額だし、そんなに簡単に買えと言われても困るというと、「初孫のためなのに! 孫が可愛くないんですか!?」と想像の斜め上の発言をされてしまいました。

その後

私は、孫ができるのは嬉しいけれど、みんながみんな目に入れてもいたくないわけではないこと、それぞれの暮らしもあるし価値観も違うよと説明し、できることはやるし困ったら助けるけど、ひとまず2人で頑張りなさいと話し、それ以降少し距離を置いています。

息子にも説明し、息子はわかってくれたのですが、彼女には伝わらないようで……。悪気はないのでしょうが、子どもの結婚って難しいものですね。

【体験者:70代・女性パート、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira
シナリオライターとして活躍するも、出産と育児を機に、フリーライターに転身。バリキャリから、家庭と仕事の両立への転換を経験し、その思いをコラムに執筆。現在はママ、PTA、職場と家庭のバランスなどを主なテーマにコラムを執筆中。

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