子どもの友人家族とのキャンプは、親も子どもも楽しさいっぱい。親は語らい子どもは遊び、うれしいことも多いです。その反面、キャンプで1泊過ごすとなると価値観の違いも現れてくるもの。今回は、そんなキャンプエピソードを友人が聞かせてくれました。
画像: ママ友家族が、キャンプ場で【大量のゴミを置き去り】!? 迷惑行為を止めた『子どもの一言』

期待と不安が入り混じる、ママ友家族とのキャンプ

私は2人の子どもと夫の4人家族です。子ども同士仲が良く、親同士も会えば気さくに話せるAちゃん家族と、夏休みにキャンプに行こうという話になりました。

子どもたちは大喜びで、私たち大人もお酒や料理が楽しめると準備万端で出かけました。

買い出しで露呈! 環境意識の差

買い出しのために、キャンプ場近くの市場に集合しました。私たちはクーラーボックスを持ち歩き、魚や肉を入れられるよう準備していました。

一方、Aちゃん家族は魚や肉を豪快に買うのはいいものの、どでかい発泡スチロールに魚を入れ、一斗缶に入った山盛りの貝を買っていきます。それを見ていた私は「こっちに入れる?」と声をかけましたが、「豪快でええ!」とAちゃんパパは嬉しそうに発泡スチロールを担いでいました。

置き去りにされそうになった大量のゴミ

キャンプでは子どもたちは元気に遊び、大人もお酒を飲みながら楽しみました。でもいざ帰りの片付けをしているとき、Aちゃんパパは発泡スチロールと一斗缶を置いていこうとしているのです。

さりげなく「これ置いていくの?」と聞くと、Aちゃんパパは「ええやろ」と一言。このキャンプ場は私たち家族が懇意にしているところだし、キャンプ場のゴミ箱に捨てられないものをそのまま置いていくことに、私は抵抗がありました。

でも、自分たちの車は荷物がいっぱいで持ち帰ることができません。

子どもの一言が大人を諭す?

すると部屋で鬼ごっこをしていたわが子がやってきて、キッチンにある発泡スチロールと一斗缶を見て一言。「Aちゃんパパ、これ持ち帰らないの?」と。

私は、何かものを買うときにはゴミを捨てることも考えます。キャンプのときは尚更です。Aちゃん家族とのキャンプは楽しかったけれど、さすがに1泊一緒にいると、細かい価値観の違いも出てくるなぁと感じた出来事でした。

Aちゃんパパに悪気はなかったのでしょうが、バツが悪そうに発泡スチロールと一斗缶を持ち帰ったのでした。

【体験者:30代・公務員、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。


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