どれだけ自分が親切丁寧に接したところで、相容れない関係になってしまうこともあります。
苦手な人なら離れればいいと思いますが、嫁姑間であるとそれはなかなか難しいもの。
今回は筆者の知人A子さんから、嫁姑トラブル話を聞きました。
画像: 私の分だけ寿司が違う、、、義実家での【明白な嫁イビリ】に → 幼い息子からグッジョブな一言が!

優しい姑は嘘だったの? ありえない嫌がらせがストレスすぎる

結婚してすぐの頃は、姑は優しい人でした。
でもそれは本当に最初だけで、A子さんは徐々に嫌がらせを受けるようになったのです。

それは義実家へ遊びに行く度に出てくる、「食事」の嫌がらせ。
あからさまにA子さんの食事だけ古いものであったり、量が少なかったりと、一目で周りが気付くようなものではありませんでした。
元々夫も人の食事を覗くような人でもなかったので、誰にも気づかれることがなかったのです。

A子さんは自分の食事と周りの食事の差に気付いてから、義実家へ行くことがストレスで仕方がありませんでした。
それでも文句を言いづらかったし、自分が我慢すれば済むだろうと、黙って過ごしていたのです。

幼稚な嫌がらせは続く

ある日、義実家でお寿司の出前をとることになりました。
「さすがに出前なら、嫌がらせされることはないだろう」そう思ったA子さんでしたが、目の前に置かれたお寿司を見て唖然としました。

各々に一人前の桶が置かれて、A子さんの目の前にも同じ桶が置かれていましたが、中身は皆と全く違うのです。
皆は明らかに高級な特上寿司であるにもかかわらず、A子さんのは巻きずしや稲荷がメインのものばかり。

大好きなウニやイクラを食べられると思ったA子さんはガックリしましたが、それでもお店のお寿司を食べられるのだから……と、食べ始めたその時でした。

息子グッジョブ!! 悪事が暴かれ姑真っ青。皆に分かってもらえて良かった

「ママの玉子焼き入ってる!? いいなぁ!!」
「ぼくウニ好きじゃないから、ママの卵焼きと交換してほしい~!!」

キラキラした瞳で、A子さんのお寿司を覗いてきたのは愛しの息子でした。
そんな無邪気な息子の言葉に、今までA子さんの食事に関心がなかった夫が姑を怪しむと、

「A子さん巻き寿司食べたいって言ってたから! ね、A子さんそうよね!?」

必死に言い訳をし出す姑。
いつものA子さんなら、姑の悪事も黙っていました。
しかしこの時は気分が違って、少し反抗してやろうと思ったのです。

「巻き寿司が食べたいなんて、一言も言ってませんよ?」
「ずっと黙ってましたけど、明らかに私の食事だけ状態の悪いものですよね? それ、息子には絶対しないでくださいね?」

すると、姑はまさかの逆切れ!

「私がそんな事をするわけない! 酷い!!」
「人が作ったものに文句を言うなんて、不出来な嫁だ!」

そんな風に責任転換して言い訳ばかりする姑に呆れましたが、ふと夫の顔を見ると、見るも恐ろしい鬼のような形相に……!!

「息子の奥さんに平気でこんなこと出来るなんて信じられない」
「しばらく帰ってくるのやめるわ、このままだと毒でも入れられそうだ」

と、夫は姑を許す事はありませんでした。

その後何度か姑から謝罪の連絡がありましたが、夫は実母である姑を許さず、なんとそのまま徐々に疎遠になっていったのです。
さすがにほぼ絶縁状態までなってしまったのは驚きましたが、今では義実家へ行くストレスもなくなったので、気持ちよく過ごせています。

こんなことになるなら、もっと早くに言えばよかった!(笑)

まとめ

こんな幼稚な嫌がらせをして、誰が幸せになるのでしょうか? 何か理由があったのかもしれませんが、結果として愛する息子家族と疎遠になってしまうなんて、救いようがありませんね。姑さんには心底反省し続けてほしいものです。

【体験者:20代・主婦、回答時期:2020年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.