事あるごとに人の物をほしがり、自分が得をしようとするクレクレママ。特に子どもに関するものはクレクレママに狙われがちで、嫌な思いをしたことがある人もいるのではないでしょうか? 今回は筆者の友人のA子が出会ったクレクレママのエピソードをお届けします!
画像: <娘のクレヨンまで狙うの!?>ママ友「うちの子がもらってあげる♡」いやいや、さすがに無理です!

子どもがお道具箱を持って帰ってきて……

私は幼稚園児の娘を育てています。
これは幼稚園が春休みに入る直前、3月の学期末に起こったエピソードです。

その日、幼稚園のお迎えに行くと、教室から出てきた娘が大きな手提げ袋を渡してきました。中には幼稚園で使っているお道具箱が入っています。
春休みに入る前は、いつも幼稚園で使っているお道具箱を持ち帰り、足りないものや破損しているものを親が家でチェックして、新学期にまたきれいな状態で揃えて持たせることになっているのです。

話しかけてきたのは【クレクレママ】

私に荷物を渡して、すぐにお友達と園庭で遊び始めた娘を見守っていると、近くにいたBさんというママが「子どもって好きな色のクレヨンばっかり使うから、使わない色は余っちゃうよね。ちなみにA子ちゃんの子は何色のクレヨンが余ってる?」と話しかけてきました。

私がその場で娘のクレヨンの箱を開けて、「えーと……うちの子はピンクとか水色が好きでよく使ってるけど、黒や茶色、紫はほとんど使ってないみたい」と答えると、なんとBさんは「じゃあその使ってない3色、全部うちにくれない? うちの子はどれもよく使う色なのよ♪」とクレクレ開始!

ハッキリ言わないと伝わらない!

まさかの要求にビックリ! お絵描きが大好きな娘の大切なクレヨンです。「使ってなくてもあげるわけにはいかないよ」と私が言うと、さらにBさんは「今まで使ってなかったってことは、これからも使わないよ! うちの子なら有意義に使うから」と勝手な持論を展開します。

これはハッキリ言わないと分かってくれない人だわ……と思い、ついに私は「子どもの物を勝手にあげられない。悪いけど自分で買って」と強めに断りました。

勝手すぎる言い分にドン引き

するとBさんは「えーありえない! 使ってないのに譲ってくれないとか、ケチすぎるでしょ。そういうのって子どもも感じ取ってると思うよ。A子ちゃんは子どもが優しくない子に育ってもいいの?」と逆ギレ!

私は内心かなりイラッとしつつも「言い返してもムダだし、もうあまり関わらないでおこう……」と心に決めました。

後日、ほかのママ友に聞いてみたところ、Bさんは以前からクレクレがひどく、周囲のママたちもうんざりしているんだとか。
物を大切にしたり節約するのは良いことですが、人の物を執拗にクレクレするのは違いますよね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2023年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。


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