『友達』と一言で表しても、その関係性は十人十色。偶然会えば挨拶する程度の友達もいれば、重大な悩みを打ち明けられるような友達もいますよね。だれに何を話すかは当人の自由ですが、相手に重大なことを黙ったままでは不誠実になることもあります。今回はそんな友達とのエピソードを紹介します。
画像: 焼肉屋に到着した途端「今すぐ店を出よう」真っ青な顔の友人 → その理由に、私「ただただショック」

焼肉屋へ

ある日、私は友達のA子と焼肉を食べに行くことになりました。A子とは普段から仲良くしていて、彼氏を紹介してくれたり、私の彼氏を紹介したりするほど親密な仲です。

焼肉屋へ到着し、お互いの恋バナや近況を話しながら、食事をスタート! しかし、食事を始めてすぐA子は顔を伏せるように俯き「もう出よう! ほかのお店に行きたい!」と言い始めました。

まだ注文した品も出揃っていない状況での発言に驚き「どうしたの? まだほとんど食べていないよ!」と尋ねたのですが、A子は頑なに「いいから。とにかくお店を変えよう。」と聞きません。

ついにA子は伝票を持って立ち上がってしまったので、仕方なく私もA子の後を追いました。

「彼氏いるじゃん!」

A子を追って席を立つと、私たちの斜め向かいの席にA子の彼氏が来店していることに気がつきました。

しかもA子の彼氏は、女性と幼い子どもと同席しています!

A子がお店を出ようと言った理由と関係がありそうだと感じましたが、さっさとレジへ進むA子を追いかけるため声をかけられないままお店をあとにしました。

お店を出てすぐに「ねぇ、彼氏さん、女の人といたよ? 声かけなくていいの? あれって浮気じゃないの?」とA子を問いただしましたが「とにかくここを離れよう。」としか言ってもらえず、その場を離れることに。

結局その日は彼氏の浮気疑惑について何も答えてくれませんでした。

私としてはA子から紹介されて何度も顔を合わせているA子の彼氏が浮気しているなら許せないですし、A子のために相談に乗れないかと思ったのですが、話してくれるまで待つしかないと思いそれ以上聞くのは諦めました。

3年後

それから3年経ちようやくA子が当時のことを話してくれました。

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