いくら親族でも、プライベートに立ち入りすぎるのはトラブルの元ですよね。たとえ子どもでも、結婚して家庭を持てば親とは別世帯。それなりの線引きは必要なのかもしれません。今回は新居を巡って姑と大バトルが勃発したエピソードを友人が聞かせてくれました。
画像: 夫婦のマイホームに、姑「私は和室が欲しい」「バリアフリーにして!」厚かましい要求が!さらに!?

子育てのための家を計画

私たち夫婦は昨年、古い義実家の跡地に注文住宅を建てました。
我が家には幼い子どもが3人いるため、家づくりで重視したのはとにかく「子どものためになる、子どもが楽しい気持ちでいられる家」であるということです。
それまでは賃貸アパートに住んでいて、何かと我慢させたり不便な思いをさせることも多かったので、新居では思いっきり遊べるように、建築会社とも相談して間取りや設備の工夫を重ねていました。

「そんなのダメよ!」姑がダメ出し

しかし、その計画に異を唱える人物がいました。姑です。

同居する予定もないのに、姑は「この家、和室がないじゃない! 私は絶対和室がいいわ!」「こんなところに段差があったら私が車椅子になった時に移動できない」「お風呂やトイレに手すりをつけてバリアフリー住宅にして!」としきりに言ってきました。

私と夫は子どもが独立して2人暮らしになったら、駅前の便利なマンションにでも引っ越そうかと考えていたため、高齢者向けの設備は特に考えていなかったのですが……。

厚かましすぎる姑に唖然……

思わず夫が「俺たちが住む家なんだから、母さんの住みやすさは関係ないだろ」と言うと、姑は「何言ってるの? いずれは私も同居するのよ! だから土地を売ってあげたのに」と言い出すのでびっくり。

同居の話なんて一切したことがないのに、姑は勝手にそう思い込んで自分の希望を通そうとしていたのです。

嫁の一言に、姑タジタジ

老後が不安だったのかもしれませんが、さすがに放置できないと思った私は、「お義母さんが現金にしたいって言ったから私たちがこの土地を相場より高く購入したんですよ。だったら別の土地を探しましょうか? こんな田舎の土地、なかなか売れないと思いますけど……」と言ってしまいました。

普段あまり強く言わない私に正論をぶつけられて、姑はタジタジ。

極めつけに「バリアフリーがいいなら、こういうところがオススメですよ♪」と介護施設やグループホームのサイトを見せると、さすがにそれからは何も言い返してきませんでした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2023年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.