不倫する女性は、自分の存在を妻に知らせたいものなのでしょうか。今回は、不倫女から挑発された知人から聞いたエピソードをご紹介します。不倫女からの宣戦布告だと判断した知人は、スマートに仕返しをしたそうです。
画像: <不倫女の挑発>「夫さんが指輪忘れてたので、返しますね♡」→ サレ妻が鮮やかに仕返しした話

見知らぬ女性から届いた荷物

ある日、A子あてに小さな荷物が届きました。
差出人はB美という女性の名前でしたが、A子の知り合いではありません。
箱を持ってみると軽いし、危険物とは思えなかったA子は、開封してみることにしました。

中からは、見覚えのある指輪が出てきました。
それは、A子の夫のC男の結婚指輪。
ご丁寧に、荷物にはメモが添えられていました。
『C男さんが私の家のバスルームに忘れて行かれました。お返しします。B美』

夫が不倫してる!?

A子は、「私の家のバスルームに」という女性のメモから、夫の不倫を察知。
すぐに夫を問い詰めることにしました。

B美から届いた結婚指輪のことは知らせず、「あなた、不倫してるでしょ」と冷ややかに尋ねました。
C男は「ばかなことを言うな。そんなことしてないよ」ととぼけます。
A子は冷ややかに笑って、「ねぇ、結婚指輪をしていないけど、どうしたの?」と問いかけました。ところがC男はしぶとく、しらばっくれます。
「あー、ゴルフ場かサウナで外して、そこで失くしたかも」とごまかしたのです。

A子は「B美さんとおっしゃる方から荷物が届いたの。これに見覚えは?」と意地悪く言って、C男に結婚指輪と手紙を見せました。
ここでようやくごまかしきれないと理解したC男。
がっくりとうなだれて、B美との不倫関係を白状しました。

「B美とは本気じゃない。ちゃんと別れるから」と必死に謝り、A子にすがってきたC男。
嘘ばかりのC男ですが、この言葉は嘘じゃないと判断したA子は、B美と二度と会わないと約束させて、離婚を回避。夫との再構築を決めました。

不倫相手にも、忘れず制裁を

再構築を決めたA子ですが、不倫相手のB美を無罪放免にするつもりはありませんでした。
妻あてに結婚指輪を送り、しかも不倫を臭わせるメモを添えるなんて、明らかな挑発行為。
「不倫女からの宣戦布告」と受け取ったA子は、きっちりと倍返しをすることにしたのです。

A子は夫のお金で結婚指輪を買い替え、古い結婚指輪をB美に送りつけました。
嫌がらせ半分、不倫相手が触った指輪を手放したかった気持ち半分、だったそうです。

指輪を送るとき、B美と同じようにメモも添えました。
『夫がお世話になりました。新たな結婚指輪を購入し、さらに夫婦の絆が深まりました。B美さんは他人のものがお好きなようなので、中古のこちらを差し上げます。A子』

メモに込めた妻のプライド

B美の存在程度では夫婦関係は揺るがないことを示し、さらに【中古】の文字を強調して、不倫女に本妻の余裕を見せつけたA子。
『他人のものがお好き』と、B美に不倫は他人のものを奪う卑劣な行為だ、とも示しています。

短文ですが、かなり強烈ですよね。
結局、C男と別れることになり、妻からも反撃されてしまったB美。
彼女の一人負けになってしまいました。

【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2023年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子
団体職員を経て、ライターに転身。男性が管理職、女性多数が一般職の職場にて、女性と仕事、男女平等参画に関する様々な理想と現実に直面し、それを記事にすることを志す。以来、組織に所属する女性を中心にヒアリングを重ね、女性が生きやすい社会生活に関するコラムを執筆中。


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