たとえ親族でも、家族で決めたことに理不尽な理由で反対されるのは腹が立ちますよね。特に子どもに関することに横から口を挟むのはトラブルの元です。今回は無神経な義姉とのエピソードを友人が聞かせてくれました。
画像: ウチの子の進学先に、義姉が文句!?「私立はダメ」「安い公立にして」→ その理由に「自己中すぎる」

優秀な娘の進学先は

これは私の娘が中学3年生のころの出来事です。
娘はとても努力家で、塾にも通っていないのに3年間ずっと成績上位を維持してきました。生活態度も良く、部活でもキャプテンを務めていたこともあり、卒業後の進路を決める際には先生から私立の有名進学校への推薦を打診されるほど。

その進学校はずっと娘が憧れていた高校でもあったので、私と夫はなんとしてでも受験させてやりたいと思いました。
正直、経済的には大変になりますが、家計を節約してでも娘の希望を叶えようと決意!
「家族で力を合わせて頑張ろう」とみんなで前向きになっていたのですが……

「その進路、ちょっと待ったー!」口出ししてきたのは?

その進路に口出ししてきたのが、義姉です。

義姉は娘の進学先が私立だと分かるや否や、「私立ってすごくお金かかるのよ。あなたたちの収入じゃ無理だと思う」「そんな学費払えるわけないでしょ!」と、異様に強く反対してきました。

あまりの言い様に、私もさすがにイラッとしてしまい、「娘が行きたがってる学校なので、お金のことは私たちでなんとかします」と言い返すと……

自己中な理由に唖然……

なんと義姉は、「学費にそんなお金を使っちゃったら、うちの両親の介護費用はどうするつもりよ?!」と逆ギレ。

義姉は結婚して家を出てからもずっと義実家に依存していて、何かというと義両親にお金を出してもらっていました。
義両親はまだまだ元気で介護も必要ありませんが、娘の学費を介護の費用に回せば、自分に回ってくるお金も多くなると義姉は考えたのでしょう。
「学費に使われては、自分が損をするかもしれない!」という勝手すぎる理由で、娘の進学先にケチをつけてきたのです。

姑の一言でスカッと

翌日、私は義実家へ向かい、義姉の言い分をすべて義両親に暴露しました。
話を聞いた義両親は激怒! すぐに義姉を呼び出し、姑が「信じられない。どうして姪っ子の進路にあんたが口を出すの? これ以上非常識なことをするなら絶縁するわよ!」と叱りつけてくれました。

老後が心配だったのかもしれませんが、義両親に頼りっぱなしの義姉は、姑に逆らうことができず……。
義両親が常識的な人で本当に良かったです。その後、娘は希望通りの高校に進学し、今は高校生活を満喫しています。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2023年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。


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