本当に欲しい物ならいいですが、いらないのに人から押し付けられた物って、当たり前ですが迷惑なだけで全然嬉しくないですよね。今回は姑の終活に巻き込まれそうになったエピソードを筆者の友人が聞かせてくれました。
画像: ドケチ姑「嫁ちゃんにはこれをあげるわ♡」不用品を押し付けられそうになった【嫁の秘策】とは?!

姑からの嫁イビリ

私は昨年、夫と結婚しました。毎日それなりに幸せな生活ですが、結婚してからずっと頭を悩ませているのが姑との関係です。

夫は末っ子で、姑は何歳になっても夫のことが可愛くて仕方ない様子。
おそらく、姑の中で私は「自分の大切な息子を奪った悪者」なのでしょう。事あるごとに、義姉や義妹と差をつけられたり除け者にされたりと、嫌がらせをされています。

呼び出されて行ってみると……

最近、姑は歳のせいか終活に燃えています。
家を整理して出てきた高価な宝石や着物は、もちろん私には分けてもらえず、すべて義妹や義姉に与えているようです。

ある時、私は姑から呼び出されて義実家に向かいました。
そこで姑が見せてきたのは……使い古した汚いバッグや、置き場所に困る日本人形の数々!

姑は「この部屋の整理が終わったら、あなたに全部あげるわね♡」と言ってきましたが、どう見ても価値のある物とは思えません。
姑が本当に私のことを思って譲ろうとしてくれているならまだしも、義姉も義妹も欲しがらないような不用品を私に押し付けようとしていることは明らかでした。

絶対に受け取りたくない!

あんな物を押し付けられては、大変なことになる……!
危機感を抱いた私は、帰宅後に頭を抱えました。そこでふと、いいアイデアが思い浮かんだのです。

数日後、私は再び1人で義実家を訪れ、姑にこう告げました。
「こんなに素敵な物たちを譲ってもらえるなんて、ありがとうございます! ちょっと調べてみたんですけど、どれもフリマサイトで高額取引されてるみたいですよ♡ さすがお義母さん、価値のあるものをお持ちですね!」

大慌てで前言撤回

すると姑は「そんな価値がある物なら嫁になんて渡せない!」と思ったのか、慌てて私にあげるという言葉を取り消し、白々しく「やっぱりあなたにはもっと良い物をあげなきゃね~また考えとくわね!」と言ってきました。

今後も不用品を押し付けられそうになったら、この方法で乗り切ろうと思います♪

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。


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