子育てって、想像以上に壮絶なこともありますよね。寝る時間も惜しんで子どものために奮闘している、という親御さんも多いのではないでしょうか?
今回は、『子育てで疲労困憊していたときに本当に助けられたの!』と話してくれた、筆者の友人によるほっこりエピソードをどうぞ。
画像: スーパーで遊ぶ娘に「何してるの!」思わず怒鳴ってしまい、娘は大号泣 → 絶望していると、救世主が

子育てに奮闘するママ

私は、3歳と0歳の娘を育てているママ。

これは最近、親として反省した出来事です。

幼い娘たちの育児は本当に大変!

次女に構いすぎて長女が不貞腐れてしまったり、赤ちゃん返りするように。

長女が次女にちょっかいを出して、せっかく眠りについたのに起こして泣かせてしまうこともあり、毎日が戦場です……。

ほぼ妻のワンオペ育児に

夫もなるべく育児に協力してくれようとはするものの、出張が多くて帰ってくるのも深夜。

朝早くに仕事に行ってしまうので、結局ワンオペ育児状態になっていました。

私も思うように自分だけの時間が取れず、育児で精一杯。

息抜きできるときもあまりなく、疲れが溜まる一方でした。

長女がやらかした!

そんなあるとき、いつものように食料品を買いにスーパーへ。

すると私がぐずっている次女を何とかしようとしている隙に、事件が。

長女がパックに入っている魚をつついて遊び、穴を開けてしまったのです!

思わず怒鳴ってしまい、長女は大号泣。

つられるように次女も泣きだし、最悪な状況に。
「すみません」と周りに謝りながら「もう私も限界」
思わず私まで泣きそうになっていると……。

周りに助けられた

「あらあらお魚が気になるのね~」
「でも商品のお魚をつついちゃうのはよくないわ」
「よかったらこれあげる」

そう言って、70歳くらいの女性が長女に何やら金魚のようなかわいいキーホルダーをプレゼントしてくれました。

申し訳ない気持ち一杯でお断りしたのですが、にっこり微笑む女性。

「いいのよ、うちにいっぱいあるから。もらってあげて」
「子育て大変よね」
「余裕があるとき鏡を見てごらん」
「しかめっ面はうつっちゃうからね」

嫌味ではなく、本当に私を心配するような声で優しく諭してくれたのです。

おばあさんにお礼を伝えた後、長女には「商品で遊んじゃダメだよ」と叱り、穴を開けてしまった魚のパックもお買い上げ。長女も反省したようです。

親切なおばあさんのおかげで、最近笑えていなかったと気づいた私。
それからは笑顔を意識するようにしたところ、何となく心にも余裕ができて、娘たちに怒鳴りすぎることもなくなりました。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。


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