「離婚は結婚の3倍大変」という言葉も聞くほど、離婚は様々な交渉事や手続きに労力を要します。そのため、離婚直後は精神的にも体力的にもどっと疲れが出てしまうことも。今回はそんな離婚後のバタバタで疲れ切っていた時に、ふとした一言で張り詰めた気持ちが緩んだ経験のある筆者の知人、Aさんのお話です。
画像: 保育園のお迎えに「いつも最後でごめんね」離婚後、身体もメンタルもボロボロ → その時、先生が?

離婚のバタバタで・・・

Aさんは当時、旦那さんの浮気が原因で離婚したばかり。

離婚するまで慰謝料や養育費の金額交渉など大変なことも多かったのですが、娘と2人で暮らすためにAさんは必死で闘いました。

そして無事に離婚できたと思ったら、浮気をされた心の傷が癒える間もなく、目まぐるしい生活が始まったのです。

保育園に通う娘を抱えて引っ越しをしたり、生活を安定させるために仕事を掛け持ちしたりして、心も身体もボロボロの状態。

毎日保育園に娘を迎えに行くのはいつも一番最後で、Aさんはいつも疲れ切った顔を隠せないまま先生に挨拶をしていました。

保育園の先生に・・・

そんなある日、いつものように保育園に娘を迎えに行ったAさん。
「また最後ですみません」
もっと早く迎えに来てあげたいのに、今日も職場で残業を頼まれ、断ることができませんでした。

「あ……もうダメ」
疲れ切ったAさんは娘が支度をして出てくるのを待つ間に、保育園の玄関で座り込んでしまいました。

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