夫の職業でマウントをとってくるママ友には、どう対処したらいいのでしょうか? 今回は、知人から聞いたママ友エピソードをご紹介します。勝ち誇った顔をするマウンティングママ友を一瞬で真顔にさせた【ある一言】とは?
画像: 「あなたの夫が勤めてる企業、聞いたことがないわ(笑)」【夫の職業マウントママ友】にウンザリ!

職業でマウントをとるママ友

ママ友のA子は、夫が有名企業に勤務していることが自慢です。
周囲のママ友に「お宅のご主人はどちらにお勤め?」と尋ねては、マウントをとっていました。

ママ友の夫が中小企業に勤めていることがわかると、
「聞いたことがない企業だわ、ごめんね」
「小さな企業で出世するのも悪くないわよね。役職は? えっ、平社員なの?」
などとバカにする発言をしてきます。

ママ友の中には有名企業に勤務していたり、独立開業している夫もいました。
そんなときは
「うちの夫はまた海外出張よ。子どもが寂しがっちゃって」
「みなさんのご主人は? あら、いつも家にいるなんて羨ましいわ」
と、仕事がデキる夫アピールをしてくるのです。

マウントをとられたママ友たちは、うんざり顔。
“被害”を最小限にするため、できるだけ反応をしないようにしていました。

引っ越してきたママ友にもマウントをしかけた

A子は、最近引っ越してきたママ友のB美にもこの質問をしました。
「はじめまして。これからよろしくね。お互いを知るためにも、ご主人の職業を教えてくださる?」と。
ママ友たちは内心『またか』と、マウントをとられるB美に同情を寄せました。

ところがB美は気にした様子もなく、「うちはそんな、自慢ができる企業じゃないから」とニコニコ笑って答えました。
明言を避けたのです。

『人に言えないなんて、大したことないんだわ。勝った!』と、A子はニンマリ顔。
ところが次の一言で、A子の勝ち誇った表情が崩れたのです。

マウンティングママ友が、一瞬で真顔に

B美の同級生のC子が「何言ってるのよ~。B美は○○スーパーの社長令嬢じゃない!」とみんなに暴露したのです。
「えぇ? あのスーパーの!?」と、どよめくママ友たち。
実はB美は地元では有名なご当地スーパーの社長令嬢で、B美の夫はこれまで他社で修行を積んでいました。
社長であるB美の親が高齢になってきたことから、本格的に後を継ぐために地元に帰ってきていたのです。

B美は「でも有名なのはこの地域だけだし。そんな、大げさよ」と謙遜していましたが、地元では知らない人がいない有名企業。
実家も豪邸で、間違いなくお嬢様です。

悪気はないのかもしれませんが、A子はマウントを取り損ねて、あえなく敗北。
一瞬で真顔になり、無言で佇んでいたそうです。

マウンティングは劣等感の裏返しとも言われています。
謙遜していたB美は自分に自信があり、幸せなのでしょう。
A子もこのことに気付いて、態度を改めてくれたらいいですね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子
団体職員を経て、ライターに転身。男性が管理職、女性多数が一般職の職場にて、女性と仕事、男女平等参画に関する様々な理想と現実に直面し、それを記事にすることを志す。以来、組織に所属する女性を中心にヒアリングを重ね、女性が生きやすい社会生活に関するコラムを執筆中。


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