妊娠や出産に関することは誰にとってもデリケートな問題ですよね。いくら親族とはいえ、部外者が気軽に口出ししていいものではないはずです。今回は、無神経な義母に振り回されたエピソードを友人が聞かせてくれました。
画像: 「昔は20代に産むのが当たり前」「妊娠できるサプリをあげる」無神経な姑にブチ切れ!

なかなか子どもができず

私は結婚して3年間、子どもができずに焦っていました。
独身時代はなんとなく「結婚したらすぐに妊娠できるはず」と思っていたのですが、現実は上手くいかず、「不妊治療を考えたほうがいいのかな……」と思い悩むほど。

夫や両親はそんな私の気持ちを理解して、無闇に口出しせずにそっと寄り添ってくれていましたが、1人だけ遠慮なしに踏み込んでくる人がいました。

無神経に口出ししてくる義母

それは、近所に住む義母です!
夫が1人っ子ということもあり、義母は孫を熱望していました。そのせいか、数日に1回は何かと口実をつけて我が家にやってきては、探りを入れてきます。

それだけではなく、「あなたももう30すぎたでしょ? 昔はみんな20代に産むのが当たり前だったから、私も心配なのよ」「生理はちゃんと来てるの?」と、デリケートな部分にもズケズケ踏み込んでくるのです。

さすがに我慢できない!

実の親でもない義母に下世話なことまで聞かれ、私はかなりうんざりしていました。

挙句の果てに義母は自分が心酔するネズミ講のあやしげなサプリまで持ってきて、「これを飲んだら子宮がキレイになって妊娠できるわよ♡」と言い出す始末……。

さすがに私も耐え切れず、ついに夫に相談することに!

夫に告げると?

最初は夫も「母さんは良かれと思って言ってるんだよ。悪気はないから」と苦笑していましたが、私が真剣に「悪気がなかったら私が傷ついてもいいの? お義母さんが良かれと思っていようがなかろうが、私は嫌なの」と訴えると、その言葉にやっとハッとしたのか、義母に「夫婦のことに関わってこないでほしい」と言ってくれました。

それでも義母は「私は良かれと思って……」と不満げでしたが、夫が重ねて「母さんのやってることが余計にストレスなんだよ」と言うと、さすがに何も言い返せず。

義母と距離を置いてストレスから解放されたのが良かったのか、その半年後に私は無事に妊娠することができました。心配してくれるのはありがたいですが、適度な距離感は必要ですね。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。


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