いつの時代も絶えない嫁姑問題。何の問題もなく良好な関係を築けている方もいる一方で、癖の強い姑や嫁がいる方は、頭を悩ませていることでしょう。今回は、私の知人が姑にうんざりしたエピソードを紹介します。
画像: 姑「死ぬときは『ピンピンコロリ』が理想よね~。」話を聞いてただけなのにトラブル勃発!?

不仲な姑と台所で

私と姑ははっきり言って、良好な関係とは言えません。しかし、年に数回は顔を合わせるので、適度な距離感で関係を維持しています。

ある日、旦那の実家に親戚一同集まることになり、私と旦那も旦那の実家に向かいました。親戚の方々がリビングで過ごしていた際、私は姑の準備を手伝うため台所へ向かいました。

台所で姑と2人きりで準備していると、姑が唐突に「私はね、死ぬときは『ピンピンコロリ』がいいの。元気なまま急に逝きたいわ。」と。

無視するわけにもいかないので「闘病生活が長いのはつらいですもんね。ピンピンコロリ初めて聞きましたけどいいですね。」と返答しました。

姑、大騒ぎ

その後、準備を終え私と姑も親戚の集まるリビングへ。

すると姑が集まった親戚一同に向け「○○さん(私の名前)が、私に死ぬときはピンピンコロリで逝けって言う。介護したくないからってあんまりじゃないか。」と騒ぎ始めました。

あまりに語弊のある表現に「そんなこと言っていませんよ!」と訂正しましたが、姑は「ピンピンコロリがいいですねって言ったじゃないか!」と大騒ぎ。

いやいや、お義母さんに逝ってほしいわけではなく、誰しも最期まで元気に過ごしたいものですよね、と同調しただけなのに……。「そもそもお義母さんが言い出したことじゃないですか」とも思ったのですが、何度説明しようとしても、姑はその後も騒いでばかりで話になりませんでした。

もとから姑との仲が良好ではなかったことを知ってくれている義妹は「○○ちゃん(私の名前)、お母さんがごめんね。」と理解してくれましたが、私は改めて「姑のそういう思い込みが激しいところが合わないんだよな」と再認識しました。

まとめ

以上が私の知人と姑さんとのエピソードです。

もとは他人同士なわけですから、波長が合わないのは仕方のないこと。しかし、あることないことをあちこちで言いふらされるとたまったもんじゃないですよね。

謂れのない罪を被らされた知人には、同情しました。

【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2014年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。


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