さまざまな価値観があることはわかっていても、自分の価値観だけにこだわってしまうと情報弱者になるかもしれません。これは筆者が体験した義母とのお話。自分の価値観だけを信じていた義母が起こした大事件とは?
画像: 嫁「怖くて食べられない」【自分が正しい症候群】の義母に巻き込まれ → 家族が大変なことに──!?

頑固な義母

私の義母はとにかく頑固で、自分の価値観を絶対だと思っている人です。
特に食に関しては、最新の情報は一切無視して、昔の価値観を重視する人でした。

「私が子どもの頃は」「この子たちが小さかった頃は」など、数十年も前の話を頑なに信じていて、最新の情報を受け入れることを一切しませんでした。

真夏のカレー

ある年の夏休み、家族で義実家へ泊まりに行ったとき、義母が初日にカレーを作ってくれました。
その日は皆で美味しく頂いたのですが、次の日の昼、義母は「カレーは一晩寝かせたのが一番美味しいのよね! 暑いからあっためないでこのまま食べましょう!」と前の晩のカレーを出してきたのです。

昨日義母がカレーを作っていたのは17時ごろ。
19時ごろに夕飯を食べ、その後12時間以上常温で保存していたことになります。
ましてや熱帯夜だったこともあって、台所はかなりの高温状態。
私が「カレーは足がはやいから、気を付けないと。」というと「そんなこと言ってるから食費の節約ができないのよ!」と言い返されてしまいました。

体調不良

私は怖かったので、カレーではなく私と子ども達用におにぎりを作りました。
夫は「母さんのカレーが一番うまいんだ!」と言って、義父・義母・夫は前日のカレーを食べたのです。

すると夕方になって、義父が気持ち悪いとトイレにこもってしまいました。
夫も下痢が酷いと言い出し、義母もお腹が痛いと言い出しました。
私は昼のカレーが原因ではないかと思い、すぐに受診することを勧めたのですが、義母は「そんなことあるわけない!」と拒否。

しかし、義父と夫の体調がかなり悪そうだったので、最終的には3人で受診することになりました。

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