筆者の知人女性は、夫との間に7歳の娘を1人もうけて、幸せな結婚生活を送っていました。
しかし、ある日、彼女の夫が深夜に帰宅し、仕事疲れから彼女に八つ当たりをします。
夫の心無い言葉に傷付く知人女性でしたが、そこで娘が予想外の反応を示すのでした。
今回は、筆者の知人女性から聞いたエピソードを紹介しますね!
画像: 「ハァ、専業主婦は楽で良いな」「俺は誕生日も働いているのに」【夫の発言】に → 娘がピシャリ!

良妻賢母な主婦の鑑

私の知人女性は、大企業勤務の夫と結婚し、専業主婦として家庭を切り盛りしていました。
彼女は家事万能なので、美味しい料理を作って、常に家を綺麗に整えていたのです。
まさに主婦の鑑とも言える知人女性のお陰で、彼女の夫も仕事に励んでいるかのように周囲からは見えていました。

ですが知人女性曰く、彼女の夫は度々「専業主婦は楽で良いな」と言っていたそうです。
「結婚する時、家庭に入って欲しいと言われて、そうなったハズなんだけど、夫はそれを覚えていないみたいなの」
そう言って知人女性は、少し困った表情をしていました。

仕事疲れから妻に八つ当たりする夫

そんなある日、知人女性は仕事終わりの夫の帰りを、料理を用意したまま寝ずに待っていました。
その日は夫の誕生日ということもあり、美味しい手料理を振舞ってあげたいと考えていたのです。

ですが深夜に帰宅した夫は、そんな知人女性の姿を見た途端、このような言葉を発しました。
「はあ……疲れた。いいなぁ専業主婦は気楽で。俺なんて、家族の為に、誕生日だっていうのに、深夜まで働いているのにさ」
夫の言葉に知人女性がショックを受けていると、急にリビングのドアが開く気配がしました。

娘の言葉に反省……

そこに立っていたのは娘でした。
どうやらトイレに行きたくなり起きて、偶然2人の会話を聞いたそうです。
夫の方を見据え、娘はこう言いました。
「パパ! その言い方はダメだよ! ママはパパの為に1日かけて美味しい料理を作って、この時間まで起きていてくれたんだよ!」

娘の言葉を聞いて、さすがに夫も自分の言動が浅はかだと思ったのか頭を下げます。
「そうだね。パパが悪かったよ」
それから「いただきます」と言って、妻の手作り料理を食べ始めました。

この一件から夫はしおらしくなり、知人女性のことを見下す発言をしなくなったといいます。
仕事で疲れていたのはわかりますが、誰しもそれぞれ役割があり、どれだけ自分が専業主婦である妻に助けられているのか、改めて実感したのでしょう。

そんな気付きのキッカケを与えてくれた娘には、まさに拍手を送りたいですね!

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子


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