思春期の子どもは親の存在を疎ましく思ったり、何かと不満を抱えるものです。親としてはそんな難しい年頃の子どもにどう対応していくか悩むところですよね。今回は子育て中の友人が高校生の娘とのエピソードを聞かせてくれました。
画像: 「おばあちゃんみたいなご飯は嫌!」【高齢出産の私】にキツイ言葉の娘 → しかし、1週間後!?

高齢出産で産んだ娘

私は結婚も出産も遅めだったため、40歳を目前にして高齢出産で娘を産みました。
そんな娘も今はもう高校生。最近は思春期のせいか反抗的な物言いをすることも増えました。

周囲の友達のママに比べて高齢の私に不満を持つこともあるようです。姉妹みたいに付き合える若々しいママが羨ましい……とたまに漏らします。

食事にケチをつけられ

ある時、「ママって歳のせいか、作る料理がおばあちゃんみたいだよね。友達のママたちはもっとオシャレな料理を作ってるよ。こんな地味な和食ばっかりやめてよ」と食事のメニューについて娘から文句を言われました。

たしかに我が家は和食中心のメニューが多めです。
でも、それは私の歳のせいというより、少しでも身体に良いものを家族に食べさせたいと思った結果、自然と和食が多くなっているだけのことなのですが……。

仕方なくメニューを変更すると

「まぁ娘の言うことも分からないでもないし、たまにはいいか」と、それからは洋風のこってりしたメニューも作るように心掛けました。
必然的に油分も多くなり、魚より肉がメインの日も増えてきます。娘はそんな食事に満足そうにしていました。

しかし1週間ほどたった頃、急に娘が「ママごめんなさい……」と謝ってきました。そして、なんと「前みたいに和食中心のメニューに戻してほしい」と言ってきたのです。

娘が謝ってきた理由とは?

驚いて理由を聞くと、脂っこい料理が多くなったことで顔にニキビが増えてしまったとのこと。
もちろん食事だけが原因とは言い切れませんが、和食を減らしてこってりしたメニューを増やしたタイミングで娘の肌は荒れ始めたので、少なからず関係はあるのかもしれません。

というわけで我が家は今も地味な和食が続いています。

娘もこの一件で「ママはなんでも作れるけど、家族の健康のためにわざわざ和食中心にしてくれている」ということをなんとなく分かってくれたのか、それからは食事に文句を言ってくることはなくなりました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの


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