思春期の子どもの扱いって難しいものですよね。わが子とはいえ、接し方が分からずに戸惑った経験がある人も多いのではないでしょうか? 今回は思春期にまつわるリアルなエピソードを子育て中の友人が聞かせてくれました。
画像: 「パパたちの服と一緒に洗わないで!」【思春期娘の無茶な要求】→「もう自分で洗う!」と言い出したが?

思春期の娘から要求が

私の娘は現在中学3年生。思春期の真っ只中で、半年ほど前からは色々と扱いが難しくなってきました。
最近では、異性の夫や高校生の息子のことを不潔だと感じてしまっているのか、ついに「パパやお兄ちゃんの服と一緒に私の服を洗わないで!」と洗濯にまで口を出すように……。

無理だと断ると

とはいえ、私も仕事をしていて忙しく、わざわざ娘の分だけ別に洗濯機を回したり干したりする余裕はありません。
女親として娘の気持ちも分かりますが、現実的に考えて無理だと伝えました。

すると娘は「じゃあもういいよ、自分の洗濯は自分でするから!」と怒ってしまいました。
そして、私の話には耳を貸そうともせず、自分の服だけを洗濯機と乾燥機にかけてしまったのです。

泣きついてきた娘……一体何が?

しかし翌日、昨夜の強気な態度とは打って変わった泣き声で娘が「ママ~! どうしよう、これ?!」と助けを求めてきました。

見ると、昨夜娘が洗濯したお気に入りのワンピースがシワシワになっています。
自分で洗濯なんてしたことがない娘は、服を洗濯ネットに入れたり柔軟剤を使うことも知らず、そのまま洗剤だけ投入して洗濯し、洗濯表示も見ずに乾燥までしてしまったため、服の風合いが台無しになってしまったのです。

その日、娘は友達と遊びにいく約束をしていて、そのメンバーの中には気になっている男の子もいるので、どうしてもこのワンピースで行きたいと言います。
「どうしよう……」と悲しそうな娘を見て、仕方なく私はワンピースにアイロンをかけてあげました。

気長に付き合うしかない?

復活したワンピースを見て娘は大喜び!
予定通りそのワンピースで友達と遊びに行き、楽しい1日を過ごしてきたようです。

帰宅後、娘は気まずそうな顔をしつつも、私のところにきて「ママごめんね、ありがとう」と伝えてくれました。
生意気な言い方に腹が立つこともありますが、思春期や反抗期は成長の証でもあります。こちらもあまり神経質にならず、気長に向き合おうと思いました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの


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